日付コントロールは、日付部分の入力に特化したコントロールです。日付時刻コントロールで日付部分のみを入力するためには、書式や非表示部分の初期値などを個別に設定する必要がありますが、日付コントロールでは時刻部分を意識せず日付のみを扱うことが可能です。
ここでは日付コントロールの基本的な使用方法において、日付時刻コントロールとは異なる部分を解説します。
日付コントロールでは、時刻部分の設定は不要です。以下のプロパティでは
DateTimeEx型が使用されますが、いずれも時刻部分の設定は次のように固定されています。
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日付時刻コントロールで最大日付、最小日付を設定するプロパティはMaxDate、MinDateプロパティですが、日付コントロールではこれらをMaxValue、MinValueプロパティと名称を変更しています。機能はMaxDate、MinDateプロパティと同じです。 |
また、
Numberプロパティについても、時刻部分は「00:00:00」を長整数型で表すため、yyyyMMdd000000形式の値となります。
日付コントロールには時刻部分に関する書式は設定できません。時刻を扱いたい場合には、日付時刻コントロール、もしくは時刻コントロールを使用します。書式設定の詳細については「
書式の設定」を参照してください。
CursorPositionプロパティで設定できる、フォーカスを受け取ったときにキャレットを配置するフィールドには、日付に関する以下の値のみ指定できます。時刻に関する値を指定した場合、Defaultと同じ動作となります。
CursorPositionの値 |
説明 |
Default |
キャレットを文字列の最初に配置します。 |
Era |
キャレットを年号フィールド上に配置します。 |
Year |
キャレットを年フィールド上に配置します。 |
Month |
キャレットを月フィールド上に配置します。 |
Day |
キャレットを日フィールド上に配置します。 |