InputMan for ASP.NETの各コントロールは、Visual Studioのデザイナで変更したプロパティの設定値を保存して、プロパティの初期設定値を定義することができます。プロパティの設定値を保存しておくことで、コントロールをVisual Studioのツールボックスからドラッグ&ドロップするとき、保存された設定値でコントロールがフォームに貼り付けられます。ここでは、プロパティの初期設定について解説します。
コントロールのプロパティの値を保存する手順について説明します。
- 設定値を保存するコントロールをフォームに貼り付けます。
- プロパティページまたは、プロパティウィンドウからプロパティを変更します。
- コントロールのスマートタグまたはコンテキストメニューから「コントロールの既定値に設定」を選択します。
(例)テキストコントロールのスマートタグ
- 表示された「コントロールの既定値に設定」ダイアログで初期値として保存するプロパティのチェックボックスをチェックします。
- 〈OK〉ボタンをクリックします。
以上の手順でコントロールで変更したプロパティの設定値が保存されます。Visual Studioのツールボックスからコントロールをフォームに貼り付けて正しく設定されているか確認してください。
保存したコントロールのプロパティの初期設定値は、「コントロールの既定値に設定」ダイアログからクリアすることができます。以下に、コントロールのプロパティの設定値をクリアする方法を説明します。
- コントロールのスマートタグまたはコンテキストメニューから「コントロールの既定値に設定」を選択します。
- 設定をクリアするプロパティの先頭にあるチェックボックスをクリアします。
- すべてクリアするには、プロパティグリッドのヘッダの「すべてクリア」アイコンをクリックします。
保存したコントロールの設定値は、以下のフォルダにコントロール別ファイルが作成され、設定値が保存されます。
\ユーザー\<ログインユーザー名>\AppData\Roaming\GrapeCity\InputMan\DefaultSettings
保存した初期設定値は、保存を行ったコンピュータのログインユーザーでのみ有効になります。 他のユーザーやコンピュータで保存した設定値を再利用するには、これらのファイルを他のコンピュータまたはユーザーのフォルダへコピーしてご利用ください。