WordWrapプロパティをTrueに設定することで、コントロールの幅よりも長いテキストが入力されたとき自動的に改行することができます。
MaxLineCountプロパティは、マルチラインモードで入力可能なテキストの行数を制限します。
また、
CountWrappedLineプロパティは、MaxLineCountプロパティによって制限される行数にワードラップによる自動改行を含めるかどうかを設定します。このプロパティがTrueに設定された場合は、コントロールに表示されている表示上の行数で入力可能な行数を制限します。一方、CountWrapedLineプロパティがFalseに設定されている場合、改行コードによる改行を1行とみなします。
Linesプロパティを使用することで、改行文字で区切って行単位に分解された、String[]型(配列)のテキストを取得することができます。リストなどの処理に便利です。
マルチラインモードでは、スクロールバーを表示することができます。表示するスクロールバーの種類は、
ScrollBarsプロパティで設定します。
スクロールバーの表示方法は、
ScrollBarModeプロパティで指定します。
ScrollBarMode.Fixedに設定すると、ScrollBarsプロパティで指定したスクロールバーが常に表示され、
ScrollBarMode.Automaticに設定すると、テキストが表示領域を超えた場合にのみスクロールバーを表示します。