ClientEvents プロパティ

クライアント側のイベントを処理するJavaScriptイベントハンドラを表すNumberClientEventsオブジェクトを取得します。

構文

Visual Basic (宣言)
C#

Public Shadows ReadOnly Property ClientEvents As NumberClientEvents

public new NumberClientEvents ClientEvents {get;}

解説

ClientEventsプロパティは、数値コントロールのクライアント側イベントをラップするNumberClientEvents オブジェクトを参照します。

サーバーコードからクライアントイベントハンドラを作成する場合、ClientEventsプロパティを使用します。尚、クライアント側のスクリプトはJavaScriptによって記述し、ASPXページに実装します。

次のNumberClientEventsオブジェクトの各プロパティが、数値コントロールで設定可能なクライアント側イベントとなります。

イベント名	説明
DropDownClose	ドロップダウン電卓が閉じられる直前に発生します。
DropDownOpen	ドロップダウン電卓が表示される直前に発生します。
EditStatusChanged	編集モードを切り替えたときに発生します。
InvalidInput	無効な文字が入力されたときに発生します。
InvalidRange	有効範囲外の数値が入力されたままフォーカスを移動したときに発生します。
KeyExit	キーボードを使ってフォーカスを移動したときに発生します。
SpinDown	スピン機能を使ってコントロールの値を減少させたときに発生します。
SpinUp	スピン機能を使ってコントロールの値を増加させたときに発生します。
TextChanged	Textプロパティの値が変更された後に発生します。
ValueChanged	Valueプロパティの値が変更された後に発生します。

使用例

次のサンプルコードは、サーバーコードに数値コントロールのクライアント側InvalidInputイベントを設定し、無効な文字が入力されたときにメッセージダイアログを表示する方法を示します。

Visual Basic
C#

GcNumber1.ClientEvents.InvalidInput = "InvalidInput"

GcNumber1.ClientEvents.InvalidInput = "InvalidInput";

JavaScript

function InvalidInput()
{
    alert("無効な文字です。半角数字を入力してください。");
}

参照

GcNumber クラス
 GcNumber メンバ