GrapeCity InputMan for Windows Forms 10.0J > InputManの使い方 > コンボコントロール > テキストボックスの使い方 |
コンボコントロールのテキストボックス部の使い方について解説します。
コンボコントロールのテキストボックス部分は、テキストコントロールと同等の機能を備え、入力可能な文字種の指定や最大文字数を制限することができます。
また、テキストボックス部分が編集可能な場合、入力操作やフォーカス制御に関する動作もテキストコントロールと同様です。詳細は以下を参照してください。
TextBoxStyle プロパティを使用すると、テキストボックス部分に表示する内容(画像、文字列)を設定することができます。既定値はTextBoxStyle.TextOnly で、以下の値を設定できます。
TextBoxStyleの値 | 説明 |
---|---|
ImageOnly | テキストボックスに画像だけが表示されます。 |
TextOnly | テキストボックスに文字列だけが表示されます。 |
Both | テキストボックスに画像と文字列の両方が表示されます。 |
表示される画像は、リストボックスの先頭カラムに表示される画像です。先頭カラムの表示画像の設定については「項目の設定 - コレクションに追加」を参照してください。
テキストボックス部では、リストから選択した項目文字列が表示されますが、リストボックスがマルチカラムのとき、どのカラムの内容をテキストボックス部に表示するかは、 TextSubItemIndex プロパティでカラムのインデックスを指定します。
また、文字列をカスタマイズし表示することも可能です。表示する項目の設定はTextFormat プロパティを使用します。
TextFormat プロパティでは、表示するカラムや、その他表示したい文字列を指定することができます。
次のサンプルコードは、テキストボックス部への表示を項目と文字列とでカスタマイズする例です。
GcComboBox1.TextFormat = "[0](英語表記:[1] )"
gcComboBox1.TextFormat = "[0](英語表記:[1] )";
(図) 上記サンプルの実行結果