InputManには、次のような優れた特長があります。これらの詳細については、各コントロールの章で解説しています。
テキストや日付、数値、マスクといった一般的な入力用途のほか、原稿用紙のような枠に入力できるキャラクタボックス、日付や時刻の期間を入力できるタイムスパンなど、さまざまな入力用途を満たします。また、コンボやリストはマルチカラム表示が可能です。
入力可能な文字種や文字数を限定できるコントロール。複数行の表示もサポートし、行間に罫線の表示やスペースも設定。
正規表現を使った書式設定が可能で、電話番号や郵便番号のような定型書式の入力に適したコントロール。列挙型フィールドにより、市外局番など区分ごとにドロップダウンリストを表示。
原稿用紙のようなマス目を持ったコントロール。入力を確認しやすい直観的なインタフェースを構築。
和暦に対応した日付と時刻を入力・表示できるコントロール。ドロップダウンカレンダーや日付ピッカーにより視覚的な入力も可能。日付の入力に特化したコントロール、時刻の入力に特化したコントロールの3種類を提供。
時間の間隔や長さを入力するのに適したコントロール。
3桁区切り記号、小数点、負号、通貨記号、負数の色などの書式を設定できる数値入力用コントロール。ドロップダウン電卓やポップアップ電卓によって計算結果を代入可能。
書式設定機能を備えたリッチテキストコントロール。
項目ごとのスタイルやグラデーションによる外観設定が可能なマルチカラムコンボとリストコントロール。コンボには、文字種を設定できるテキストエリアを持つコンボコントロールと、正規表現のマスク書式を設定できるマスクコンボコントロールの2種類を搭載。
郵便番号から住所を取得する郵便番号専用のコントロールと、都道府県から市区町村などの候補を絞り込みながら住所を選択および入力できるコントロール。入力した住所から郵便番号を取得することも可能。
郵便番号コントロールと住所コントロール、および住所検索コンポーネントの機能は、「JPAddress for Windows Forms」を利用して実現されています。これらの機能を使用するには、「JPAddress for Windows Forms」のインストールが必要です。 |
和暦やふりがなの取得、郵便番号からの住所検索など日本の業務システムに求められる機能を網羅しています。
また、JIS2004で追加されたサロゲートぺア文字や文字コードの範囲での入力制御、IVS(Ideographic Variation Sequence)や絵記号の入力制御も可能です。
キーボードによるフォーカス移動やショートカット機能により、快適なキーボード操作を実現できます。また、独自のソフトキーボードは入力シーンに合わせたレイアウトや位置に表示されます。マウス入力のための入力補助機能も充実しており、ドロップダウンで表示できるエディットウィンドウや、カレンダー、電卓機能など多彩な入力手段をエンドユーザーに提供します。
InputMan の各コントロールはタッチデバイスからの操作に対応しています。また、ドロップダウンウィンドウの自動的な拡大表示のほか、タッチ専用UIであるタッチツールバーやソフトキーボードのなどの入力補助機能を提供し、快適なタッチ動作を実現できます。
入力領域を構成するフィールドはフィールドごとにスタイルを設定できるため、1つのコントロール内に複数のスタイルを定義することができます。また、コンボコントロールのリストボックスやリストコントロールはグラデーション効果もサポート。オンリーワンのシステム構築を支援します。
多くの機能がコーディングなしで設定できます。 プロパティページなどのデザイン画面から直観的な操作で各設定を行うことができ開発生産性が向上します。
ショートカット機能や入力値の検証、IME制御といったInputManの独自機能は、コントロールを拡張するコンポーネントとして提供されるため、標準コントロールやサードパーティ製のコントロールにもInputManのパワーを発揮します。