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日付時刻コントロールのドロップダウンカレンダーで表示される祝日の設定は定義ファイルに保存して利用することができます。保存した定義ファイルは、他のプロジェクトやユーザーなどで再利用が可能です。
祝日定義ファイルは、休日と休日スタイルが定義されたXMLファイルです。日付時刻コントロールのドロップダウンカレンダーで、この定義ファイルをインポートすることで、コーディングや、プロパティの設定なしに簡単に祝日を設定することができます。
また、コントロール上で設定した休日を定義ファイルとしてエクスポートすることもできます。
なお、InputManには、サンプルとして国民の祝日が予め登録された休日定義ファイルが付属しています。サンプルの祝日定義ファイルは、InputManの製品インストールフォルダ内のDataフォルダの「Holiday.xml」です。また、サンプルの祝日定義ファイルには、次の注意点があります。
定義ファイルに登録されている春分の日と秋分の日は1950年から2099年まで登録されています。また、これらの日付は天文学に基づく計算から算出されていますが、実際の祝日とは異なる可能性があります。春分の日と秋分の日は、毎年2月に翌年分が閣議決定され、官報によって公布されます。
成人の日、海の日、敬老の日、体育の日は、祝日改正法に基づいた日付で登録されています。よって、法律改正前の暦については、成人の日、海の日、敬老の日、体育の日が異なります。
山の日は2016年以降に施行されるため、定義ファイルには2016年から2099年まで登録されています。
祝日定義ファイルをインポート/エクスポートするには、以下の手順で行います。ここでは、日付時刻コントロールで、サンプルの祝日定義ファイル(Holiday.xml)を例に説明しています。
「休日スタイル」ページ |
インポートされた休日スタイルをカレンダー上で有効にするには、休日スタイルをアクティブに設定する必要があります。 アクティブに設定するには、プロパティページ上で、インポートされた休日スタイルのチェックボックスをチェックします。
休日スタイルをファイルにエクスポートする場合、カレンダーに登録されている休日スタイルすべてが1つのファイルに保存されます。 |
ファイルへのインポート/エクスポートは、HolidayStyleCollection クラスのLoad またはSave メソッドを使ってコードから実行することもできます。以下は、休日定義ファイルを日付時刻コントロール(GcDateTime1)にインポートする例です。
Imports GrapeCity.Win.Editors GcDateTime1.DropDownCalendar1.HolidayStyles = HolidayStyleCollection.Load("C:\Program Files\InputManWin8\Data\Holiday.xml")
using GrapeCity.Win.Editors; gcDateTime1.DropDownCalendar1.HolidayStyles = HolidayStyleCollection.Load("C:\\Program Files\\InputManWin8\\Data\\Holiday.xml");