PowerTools InputMan for Windows Forms 8.0J
基本的な使い方

リッチテキストコントロールの基本的な使い方について解説します。

基本動作

リッチテキストコントロールはテキストを入力するテキストボックスと、書式を設定するツールバーから構成されます。 ユーザはテキストボックスに対して入力を行い、ツールバーのボタンを用いて書式設定などを行います。


(図)ツールバーとテキストボックス

ツールバー項目の編集

フォームデザイン画面でスマートタグのメニューから「ツールバー項目の編集...」を選択すると、ツールバー項目を編集する ダイアログが開きます。ダイアログの「メンバ:」ペインでツールバーの項目を編集することができます。

データを保存または読み込む

コントロールに設定されているデータをRTF形式で保存するには、以下の2通りの方法があります。

ファイルを読み込むには、以下の2通りの方法があります。

図を挿入する

テキストボックスに図を挿入するには、以下の2通りの方法があります。

URL文字列の自動書式設定とクリック動作の検出

DetectUrls プロパティをTrueに設定すると、 入力された文字列を自動的に解析し、URL文字列と判断された文字列にリンクを設定します。
設定されたリンクがクリックされると LinkClicked イベントが発生します。 このイベントをハンドルすることで、クリックされたURL文字列に応じた処理を行うことができます。 以下のサンプルコードでは、クリックされたURL文字列をシステムの既定のブラウザで開きます。

Imports System.Diagnostics

Public Class Form1

    Public Sub New
    
        ' フォームに配置されたGcRichTextBox1が初期化されます。
        ' この呼び出しは、Windows フォーム デザイナで必要です。
        InitializeComponent()
        
        ' InitializeComponent() 呼び出しの後で初期化を追加します。
        
    End Sub

    Private Sub Form1_Load( ByVal sender As System.Object,  ByVal e As System.EventArgs) _
    Handles MyBase.Load

        ' URLの自動検出を有効にします。
        ' 注意:デフォルトではTrueに設定されています。
        GcRichTextBox1.DetectUrls = True
        
        ' URL文字列を入力します。
        GcRichTextBox1.Text = "http://www.grapecity.com/tools/"
        
        ' LinkClickedイベントのハンドラを設定します。
        AddHandler GcRichTextBox1.LinkClicked, AddressOf GcRichTextBox1_LinkClicked

    End Sub

    Private Sub GcRichTextBox1_LinkClicked( ByVal sender As System.Object,  ByVal e As System.Windows.Forms.LinkClickedEventArgs)
    
        ' クリックされたURL文字列を開きます。
        ' このコードでは、URLがシステムの既定のブラウザで開かれます。
        Dim p As Process = New Process()
        p.StartInfo.FileName = e.LinkText
        p.Start()

    End Sub

End Class
using System.Diagnostics;

public partial class Form1 : Form
{
    public Form1()
    {
        // フォームに配置されたgcRichTextBox1が初期化されます。
        InitializeComponent();
    }

    private void Form1_Load( object sender, EventArgs e )
    {
        // URLの自動検出を有効にします。
        // 注意:デフォルトではtrueに設定されています。
        gcRichTextBox1.DetectUrls = true;
        
        // URL文字列を入力します。
        gcRichTextBox1.Text = "http://www.grapecity.com/tools/";
        
        // LinkClickedイベントのハンドラを設定します。
        gcRichTextBox1.LinkClicked += new LinkClickedEventHandler( gcRichTextBox1_LinkClicked );
    }

    void gcRichTextBox1_LinkClicked( object sender, LinkClickedEventArgs e )
    {
        // クリックされたURL文字列を開きます。
        // このコードでは、URLがシステムの既定のブラウザで開かれます。
        Process p = new Process();
        p.StartInfo.FileName = e.LinkText;
        p.Start();
    }
}
参照

 

 


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