GrapeCity MultiRow for Windows Forms 11.0J
ボタンコマンドの使用

ButtonCell.ButtonCommand プロパティを使用すると、ボタン型セルをクリックした場合に実行するアクションを設定できます。
  • ButtonCell.ButtonCommandプロパティにコマンドが設定されている場合、以下の順番で処理が行われます。
    1. GcMultiRow.CellContentButtonClickイベントの処理
    2. GcMultiRow.CellContentClickイベントの処理
    3. ButtonCell.ButtonCommandプロパティに設定されたコマンド
  • 列ヘッダセクションまたは列フッタセクションに配置されたボタン型セルのボタンコマンドが実行された場合、現在の行に対してアクションが実行されます。

ボタンコマンド
ボタンコマンドは次の15種類のアクションを提供します。

アクション 説明 実行されない条件
NavigationButtonCommands
MoveToNextRow 下の行に移動する。 現在の行が最後の行の場合
MoveToPreviousRow 上の行に移動する。 現在の行が最初の行の場合
MoveToFirstRow 最初の行に移動する。 現在の行が最初の行の場合
MoveToLastRow 最後の行に移動する。 現在の行が最後の行の場合
RowActionButtonCommands
Insert 現在の行の上に空の行を追加する。 GcMultiRowコントロールがバウンドモードの場合
Remove 現在の行を削除する。 現在の行が新規行の場合
Select 現在の行を選択する。 現在の行が選択不可の場合
MoveUp 上の行と入れ替わる。 現在の行が最初の行の場合
MoveDown 下の行と入れ替わる。 現在の行が最後の行の場合
InsertCopy 現在の行の上に行を追加する。追加される行は現在の行と同じ内容になる。 現在の行が最後の行の場合
CopyRowValue 現在の行の値をクリップボードにコピーする。 -
ClearValues 現在の行の値をクリアする。 現在の行が編集不可の場合
FormActionButtonCommands
Print GcMultiRowを印刷する。 -
PrintPreview PrintPreviewDialogによって印刷結果をプレビューする。 -
Close 現在のフォームを閉じる。 -
   
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