テンプレートの選択
次のいずれかの領域をクリックすると、プロパティ ウィンドウを使う場合よりも早くテンプレートを選択できます。
- デザイナの左上のボックス
- デザイナの空白領域(グレー領域)
デザイナの外観
デザイナは2種類の外観をサポートしています。外観はMultiRowデザイナの設定オプションでVisualStyleプロパティを使用して設定します。詳細は「デザイナのオプション」を参照してください。
テンプレートの言語(ソースコード)変更
デザイナは、作成したテンプレートをソースコードとして保持します。このとき、ソースコードの言語はプロジェクトの言語と同じです。しかし、Visual Basicで作成したプロジェクトのソースコードをC#のプロジェクトに移植する場合、テンプレートのソースコードを手動で書き換える必要はありません。次のようにクリップボード経由の操作によってテンプレートの上のオブジェクトを複製できます。このとき、ソースコードはプロジェクトの言語に合わせて自動生成されます。
- 変換元のプロジェクトを開く(例:Visual Basic)
- 変換元のプロジェクトでテンプレートを開き、すべてのセルを選択してクリップボードにコピーする。
- 変換先のプロジェクトを開く(例:C#)
- テンプレートを新規に作成し、クリップボードからセルを貼り付ける。
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不要なColumnHeaderSectionの削除
デザイナでは、既定でColumnHeaderSectionが1つ追加されています。これを削除するには、ColumnHeaderSectionをクリックして選択し、[Delete]キーを押すか、またはコンテキスト メニューから[削除]をクリックします。
スナップライン モードとグリッド モードの使い分け
デザイナは、スナップライン モードとグリッド モードを提供しています。既定の設定はスナップライン モードで、このモードはVisual StudioのWindowsフォームデザイナと同じようにセルの移動やサイズ変更をスナップ線で補助します。一方、グリッド モードはVisual StudioのWindowsフォームデザイナでLayoutModeをSnapToGridに設定した場合と同じようにグリッドの点に合わせてセルの移動やサイズ変更を補助します。
スナップライン モードは、MultiRowではListViewやDataGridViewのようにセルを隙間なく敷き詰める表画面を作成するのに適しています。スナップ線によりセルの間隔や列ヘッダとの調整が容易になるためです。
グリッド モードはスペースに余裕を持たせたり、複雑な伝票画面を作成するのに適しています。グリッドの点の間隔をスペースとして使用できるため、レイアウトを調整する際の負担を軽減できます。
これらは一例のため、たとえばスナップライン モードで伝票画面を構築したり、グリッド モードでリスト画面を構築することも可能です。その場合、それぞれ[Alt]キーを押しながらセルの移動やサイズ変更を操作するとレイアウト モードを一時的に無効にすることができ、細かな調整が容易になります。
スナップライン モードは、MultiRowではListViewやDataGridViewのようにセルを隙間なく敷き詰める表画面を作成するのに適しています。スナップ線によりセルの間隔や列ヘッダとの調整が容易になるためです。
グリッド モードはスペースに余裕を持たせたり、複雑な伝票画面を作成するのに適しています。グリッドの点の間隔をスペースとして使用できるため、レイアウトを調整する際の負担を軽減できます。
これらは一例のため、たとえばスナップライン モードで伝票画面を構築したり、グリッド モードでリスト画面を構築することも可能です。その場合、それぞれ[Alt]キーを押しながらセルの移動やサイズ変更を操作するとレイアウト モードを一時的に無効にすることができ、細かな調整が容易になります。
プロパティの初期化
プロパティ ウィンドウで任意のプロパティを選択し、コンテキストメニューから[リセット]を実行するとプロパティの値を初期化できます。この操作はフォームデザイナと同じです。