GrapeCity.Win.MultiRow.v80 アセンブリ > GrapeCity.Win.MultiRow 名前空間 : CellValidatingEventArgs クラス |
Public Class CellValidatingEventArgs Inherits CellCancelEventArgs
public class CellValidatingEventArgs : CellCancelEventArgs
GcMultiRow.CellValidatingイベントを使用すると、新しい値が有効でない場合に現在のセルの変更をキャンセルできます。現在の値を確認するには、FormattedValueプロパティを使用します。現在のセルの状態を確認するには、CellCancelEventArgs.RowIndexプロパティとCellCancelEventArgs.CellIndexプロパティまたはCellCancelEventArgs.CellNameプロパティを使用して、GcMultiRow.Rowsコレクションを通じてセルにアクセスします。変更をキャンセルするには、System.ComponentModel.CancelEventArgs.Cancelプロパティをtrueに設定します。
データバインドモードでこのイベントをキャンセルした場合、新しい値は基になるデータソースに送信されません。仮想モードでこのイベントをキャンセルした場合、GcMultiRow.CellValuePushedイベントは発生しません。
GcMultiRow.CellValidatingイベントは、(現在のセルから離れる前に)入力フォーカスが失われるとき、またはGcMultiRowが検証されるときにのみ発生します。ただし、既定のキーボード設定では、[Enter]キーを押すと編集状態は終了しますが、フォーカスは現在のセルから離れません。そのため、[Enter]キーを押してもGcMultiRow.CellValidatingイベントは発生しません。GcMultiRow.CellValidatingイベントを発生させる場合は、[Enter]キーをSelectionActions.MoveToNextCellアクションまたはSelectionActions.MoveDownアクションに割り当てます。
ユーザーがセル値を編集してから他のセルをクリックすると、セルの値が適用されます。イベントの順序は次のとおりです。
System.Object
System.EventArgs
System.ComponentModel.CancelEventArgs
GrapeCity.Win.MultiRow.CellCancelEventArgs
GrapeCity.Win.MultiRow.CellValidatingEventArgs