PowerTools MultiRow for Windows Forms 8.0J
行の削除


ユーザーによる行の削除
GcMultiRow.AllowUserToDeleteRowsプロパティがTrueに設定されている場合、ユーザーは[Ctrl]+[Delete]キーの操作で現在の行を削除できます。このショートカット キーはGcMultiRow.ShortcutKeyManagerに定義されています。

GcMultiRow1.AllowUserToDeleteRows = True
gcMultiRow1.AllowUserToDeleteRows = true;
コーディングによる行の削除
開発者はRowCollection.Removeメソッドを使用して行を削除できます。
次のコードは、現在の行を削除します。

GcMultiRow1.Rows.RemoveAt(GcMultiRow1.CurrentRow.Index)
gcMultiRow1.Rows.RemoveAt(gcMultiRow1.CurrentRow.Index);
  • 存在しない行のインデックスを指定すると例外が発生します。
行数による行の削除
GcMultiRowコントロールの行数を変更すると、削減分だけ行を削除できます。

GcMultiRow1.RowCount -= 1
gcMultiRow1.RowCount -= 1;
  • GcMultiRowコントロールがデータソースにバウンドしているとき、GcMultiRow.RowCountプロパティで行数を変更することはできません。この場合、データソースの行数(レコード数)を変更してください。
データ ソースによる行の削除
GcMultiRowコントロールがデータ ソースにバインドしているとき、データ ソースのIBindingList.AllowRemoveプロパティの両方がTrueに設定されていれば、データ ソースを通してGcMultiRowコントロールから行を削除できます。
すべての行の削除
すべての行を削除するには、RowCollection.Clearメソッドを実行します。

GcMultiRow1.Rows.Clear()
gcMultiRow1.Rows.Clear();

GcMultiRow.AllowUserToAddRowsプロパティがTrueのとき、常に新規行が1行表示される点に注意してください。行数をゼロにするには、このプロパティをFalseに設定します。
行の削除イベント
開発者がGcMultiRowコントロールから行を削除するとGcMultiRow.RowsRemovingイベントが発生します。行が削除された後にはGcMultiRow.RowsRemovedイベントが発生します。ユーザーが[Ctrl]+[Delete]キーを使用して行を削除すると、GcMultiRow.UserDeletingRowイベントおよびGcMultiRow.UserDeletedRowイベントが発生します。
   
参照

 

 


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