セルの無効表示

GcMultiRowコントロールには、特定のセルを無効表示にする機能があります。無効表示にされたセルは、ユーザーによる入力やクリック操作が許可されません。また、セルの外観を変化させることでユーザーに対して操作の無効を明示できます。
セルの選択禁止との違いは、セルの外観が変化することと、セルへの移動や選択操作は許可されることです。
無効表示のときの外観は、セルのスタイルとセル型の実装によって異なります。

行を無効表示にすることはできません。この場合、行に含まれるすべてのセルを無効表示にします。

セルの無効表示

次のコードは、１行目の２つめのセルを無効表示にします。セルを識別するために背景色を変更しています。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.Rows(0).Cells(1).Style.BackColor = Color.NavajoWhite
GcMultiRow1.Rows(0).Cells(1).Enabled = False

gcMultiRow1.Rows[0].Cells[1].Style.BackColor = Color.NavajoWhite;
gcMultiRow1.Rows[0].Cells[1].Enabled = false;

セルの無効表示の解除

次のコードは、１行目の２つめのセルの無効表示を解除します。既定の設定では、すべてのセルで無効表示が解除されています。

Visual Basic
C#

GcMultiRow1.Rows(0).Cells(1).Enabled = True

gcMultiRow1.Rows[0].Cells[1].Enabled = true;

参照