サイドボタンによる自動繰り返し
GcComboFrame コントロールでは、サイドボタンを長押しすることで自動繰り返しの処理を行うことができます。自動繰り返し機能により、コントロールを繰り返しタップすることなく、連続した処理を行うことができます。
サイドボタンである SpinButton、SymbolButton および SideButton の Delay プロパティを設定すると、サイドボタンを押ししても Delay プロパティに設定された時間はボタン押下時の処理が実行されません。この機能は、タッチによる誤操作を防ぐ効果があります。
次のコードでは、GcFontPicker コントロールの2番目のサイドボタンに追加しているスピンボタンを1秒以上押し続けたときにボタン押下処理を実行します。
サイドボタンである SpinButton、SymbolButton および SideButton の Delay プロパティを設定すると、サイドボタンを押ししても Delay プロパティに設定された時間はボタン押下時の処理が実行されません。この機能は、タッチによる誤操作を防ぐ効果があります。
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次のコードでは、GcFontPicker コントロールの2番目のサイドボタンに追加しているスピンボタンを1秒以上押し続けたときにボタン押下処理を実行します。
DirectCast(GcFontPicker1.SideButtons(1), GrapeCity.Win.Common.SpinButton).Delay = 1000
(gcFontPicker1.SideButtons[1] as GrapeCity.Win.Common.SpinButton).Delay = 1000;
ドロップダウンイベントでタッチ操作を判定
GcComboFrameコントロールでは、DropDownOpening イベントと DropDownOpened イベントでタッチ操作によってドロップダウンウィンドウが開かれたかを判定できます。ここでは、イベント内でタッチ操作の判定を行う方法について説明します。
次のコードでは、GcSplitButton コントロールの DropDownOpening イベントでタッチ操作の判定を行います。Private Sub GcSplitButton1_DropDownOpening(sender As Object, e As System.ComponentModel.CancelEventArgs) Handles GcSplitButton1.DropDownOpening Dim args As GrapeCity.Win.Common.DropDownCancelEventArgs = DirectCast(e, GrapeCity.Win.Common.DropDownCancelEventArgs) If args IsNot Nothing Then If args.ByTouch Then MessageBox.Show("タッチ操作です。") Else MessageBox.Show("タッチ操作ではありません。") End If End If End Sub
private void gcSplitButton1_DropDownOpening(object sender, CancelEventArgs e) { GrapeCity.Win.Common.DropDownCancelEventArgs args = e as GrapeCity.Win.Common.DropDownCancelEventArgs; if (args != null) { if (args.ByTouch) { MessageBox.Show("タッチ操作です。"); } else { MessageBox.Show("タッチ操作ではありません。"); } } }
コントロールのスピン機能
コントロールのスピン機能についてはGcFontPickerコントロールと同様の機能を搭載します。詳細はGcFontPickerコントロールのタッチ機能をご確認ください。
サイドボタンの利用
サイドボタンの利用についてはGcFontPickerコントロールと同様の機能を搭載します。詳細はGcFontPickerコントロールのタッチ機能をご確認ください。
スピンボタンからシンボルボタンへの置き換え
スピンボタンからシンボルボタンへの置き換えについてはGcFontPickerコントロールと同様の機能を搭載します。詳細はGcFontPickerコントロールのタッチ機能をご確認ください。