PowerTools PlusPak for Windows Forms 8.0J
ボタン押下の設定

GcButtonコントロールは、ボタンを押下している間にGcButton.ButtonPressイベントを自動的に繰り返して発生させるオートリピート機能を搭載しています。

オートリピート機能
GcButton.AutoRepeatプロパティをTrueに設定することで、GcButtonコントロールを押下し続けた場合に、ButtonPressイベントを繰り返し発生させることができます。GcButton コントロール にフォーカスがある時、キーボードの Space キーを使用しても同じ動作をします。

下記は、オートリピート機能を利用してリストボックスに連続してアイテムを追加するサンプルコードを示します。

' オートリピートを有効にします。
GcButton1.AutoRepeat = True

Private Sub GcButton1_ButtonPress(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles GcButton1.ButtonPress
    ' リストボックスに連続してアイテムを追加します。
    ListBox1.Items.Add(Now.TimeOfDay)
End Sub
// オートリピートを有効にします。
gcButton1.AutoRepeat = true;

private void gcButton1_ButtonPress(object sender, System.EventArgs e)
{
    // リストボックスに連続してアイテムを追加します。
    listBox1.Items.Add(DateTime.Now.TimeOfDay);
}
自動繰り返し時間の設定
GcButtonコントロールを最初に押してからイベントが繰り返されるまでの時間はRepeatDelayプロパティで、イベントを繰り返す間隔をRepeatIntervalプロパティでそれぞれミリ秒単位で設定できます。
' オートリピートが開始されるまでの時間を設定します。
GcButton1.RepeatDelay = 200
' イベントを繰り返す間隔を設定します。
GcButton1.RepeatInterval = 300
// オートリピートが開始されるまでの時間を設定します。
gcButton1.RepeatDelay = 200;
// イベントを繰り返す間隔を設定します。
gcButton1.RepeatInterval = 300;
参照