GrapeCity Secure FTP for .NET 4.0J
サーバーにコマンドを送信する

本製品では、各種プロパティの設定やメソッドの実行により、それに対応したFTPのコマンドがFTPサーバーとの間で自動的に送受信されますが、任意のコマンドを直接FTPサーバーへ送信することも可能です。

  • 送信または実行できるコマンドは、FTPサーバーの種類や設定によって異なります。詳細については使用するFTPサーバーのドキュメントを参照してください。
  • FTPサーバーとの間で送受信されたコマンドを取得する方法については、「通信ログを取得する」をご覧ください。

FTPコマンドを送信する(Sendメソッド)

Sendメソッドを使用することで、FTPサーバーに対して任意のFTPコマンドを送信できます。

Visual Basic
コードのコピー
' "CWD"コマンドを送信し、カレントディレクトリを変更します。
Ftp1.Send("CWD subFolder1")
C#
コードのコピー
// "CWD"コマンドを送信し、カレントディレクトリを変更します。
ftp1.Send("CWD subFolder1");

拡張コマンドを実行する(Siteメソッド)

Siteメソッドを実行することで、FTPサーバーに用意されている拡張コマンドを実行できます。このメソッドは、FTPサーバーが"SITE"コマンドに対応している場合のみ利用可能です。

Visual Basic
コードのコピー
' "test.txt"ファイルのパーミッションを変更します(Unixの例)。
Ftp1.Site("chmod 755 test.txt")
C#
コードのコピー
// "test.txt"ファイルのパーミッションを変更します(Unixの例)。
ftp1.Site("chmod 755 test.txt");

 

 


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