GrapeCity Secure Mail for .NET 4.0J > 基本的な使用方法 > アプリケーションの配布 > Medium信頼レベル環境へのアプリケーションの配置 |
ホスティング環境や共有サーバー環境では、ASP.NET Web アプリケーションを Medium 信頼レベル環境に配置しなければならない場合があります。
Medium 信頼レベル環境では、デフォルトではファイルアクセスやリフレクションなどのアクセスは制限されます。さらに、Medium 信頼レベル環境で厳密な名前を持つアセンブリを利用するためには、アセンブリが AllowPartiallyTrustedCallers 属性を持つ必要があります。
本製品のコンポーネントは AllowPartiallyTrustedCallers アセンブリ属性を持っていますが、制限されているリフレクション処理を行っているため、Medium 信頼レベルで実行するためには信頼レベルポリシーを変更してアクセス許可を追加する必要があります。
また、本製品(Secure Mail for .NET)は Medium 信頼レベル環境(完全信頼レベル以外の部分信頼レベル環境)で使用する場合は、グローバルアセンブリキャッシュ(GAC)に配置する必要があります。
信頼レベルのポリシーファイルを変更する方法は、MSDN ライブラリの「ASP.NET 4 アプリケーションのコード アクセス セキュリティ」トピックや「ASP.NET 信頼レベルとポリシー ファイル」トピックで詳しく説明されていますので、こちらも参照してください。 |
Webサーバーにアプリケーションを配置する前に、ホスティング環境で信頼レベルポリシーを変更する権限があることを確認してください。 |