FarPoint.Web.Spread 名前空間 > FpSpread クラス : UseClipboard プロパティ |
IE では、クライアント側スクリプトがクリップボードにアクセスすると警告ダイアログが表示されます。
この問題を回避するにはアプリケーションのユーザーに対してIEのセキュリティ設定を変更するよう依頼する方法がありますが、多くの場合、ユーザーに対してこの様な設定変更を依頼することは困難です。
ユーザーにブラウザの設定変更を依頼せず、アプリケーション側でこの問題を回避するためにはこのプロパティをfalseに設定します。
このプロパティをfalse に設定すると、SPREADはクライアント側スクリプトからクリップボードへアクセスしません。IEが警告ダイアログを表示することはありません。
この場合、クリップボードを使用したコピー・ペースト機能が無効化されます。SPREADのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSPREADにコピーすることはできません。ただし、同じSPREADの中であればデータのコピーと貼り付けを行うことは可能です。
Internet Explorerでは、Spreadクライアントスクリプトがクリップボードにアクセスすると警告がポップアップします。この問題を回避するには、エンドユーザーにIEの設定を変更するようお願いするか、またはこのプロパティをFalseに設定します。このプロパティをFalseに設定すると、Spreadクライアントスクリプトからクリップボードへのアクセスは行われなくなります。この場合、コピーと貼り付けの操作はSpreadの内部で処理されます。ただし、Spreadのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSpreadにコピーすることはできません。