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コピー、ペースト、切り取り操作により、セルを編集することができます。これらの操作は、[Ctrl]+[C]、[Ctrl]+[V]、[Ctrl]+[X]といったWindowsに用意されているショートカットキーやコンテキストメニューのほか、コマンドボタンやタッチツールバーの各ボタン押下により実現できます。
セルが非編集モードのときも、コピー、ペースト、切り取り操作を行うことができます。このときのデータはセル単位で扱われるため、セル範囲に対しての操作が可能です。ペースト操作については、アクティブセルを開始位置としてセル内に貼り付けます。
クリップボードを使用する場合は、FpSpread クラスのUseClipboard プロパティをtrueに設定します。既定値はtrueです。なお、Internet Explorerでは「この Web ページがクリップボードへアクセルするのを許可しますか」の警告ダイアログが表示される場合があります。
UseClipboard プロパティがfalseの場合、SPREADからクリップボードへのアクセスは行われなくなります。この場合、コピー、切り取り、貼り付けの動作はSPREADの内部で処理されます。SPREADのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSpreadにコピーすることはできません。
次のサンプルコードは、コピー、ペースト、切り取りの操作にクリップボードを使用せず、Internet Explorerの警告ダイアログが表示されないようにします。
以下のクライアント側メソッドを使用して、コピー、ペースト、切り取り操作を行うことも可能です。