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データベースによる状態管理では、データを指定のデータベースに保存します。 データを SQL データベースに保存するには、最初に SQL 状態管理を実装する必要があります。
SQL データベースを使用した状態管理は、大量のデータを扱う場合に最適です。特に、安全性を要し、統合性を維持する必要のあるデータに適します。
データベース使用して状態を維持する利点は次のとおりです。
データベース使用して状態を維持する欠点は次のとおりです。
次のようにSQLの状態管理を実装します。なお、SQL Serverの設定方法については、MSDN等を参照してください。
SQL Serverを使用する場合は、コマンドプロンプトウィンドウを開き、Windows\Microsoft.Net\Framework\(バージョン)ディレクトリに移動します。 このディレクトリに移動したら、次のコマンドによってInstallSqlState.sqlスクリプトを実行します。
OSQL ?S localhost ?U sa ?P <InstallSqlState.sql
OSQL.exe は、SQL Serverに付属のツールです。 このツールを使用すると、T-SQL スクリプトを SQL Server に適用できます。
スクリプトの実行により、SQL Server グループ データベース内に ASPState データベースがセットアップされます。
スクリプトを実行してSQL状態管理をセットアップしたら、次に、プロジェクトのweb.configファイルを修正する必要があります。 session Stateセクションで、Modeの現在の設定(多くの場合は「InProc」)を「SQL Server」に変更します。 次に、sqlConnectionStringが、T-SQLスクリプトInstallSqlState.sqlをインストールした場所のSQL Serverをポイントするように設定します。これには次のように記述します。
sqlConnectionString="data source=127.0.0.1;user id=sa;password=;"