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旧バージョン(SPREAD for .NET Web Forms Ed. 1.0J/2.0J/2.5J/3.0JおよびSPREAD for ASP.NET 5.0J/7.0J/8.0J)で作成されたプロジェクトを本製品で使用する場合や、既存のプロジェクトにサービスパックを適用する場合は、次の手順でプロジェクトを移行する必要があります。
メモ:
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本バージョンでは、製品が使用するJavaScript、および画像は製品アセンブリ(FarPoint.Web.SpreadJ.dll)に組み込まれています。本バージョンでは、fp_clientフォルダは不要です。
なお、何らかの理由でアセンブリに組み込まれたJavaScript、および画像を使用しないでアプリケーションを運用する必要がある場合、旧バージョンと同様にfp_clientフォルダを使用することも可能です。
以下の手順では、fp_clientフォルダを使用しない方法(推奨)、および使用する方法について説明します。
プロジェクトの移行:
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Visual Studioで開く
移行したプロジェクトを Visual Studioで開きます。
10.0.XXXX.XXXXは、ご利用の製品アセンブリバージョンによって変わります。アセンブリバージョンについては製品付属のリリースノートを参照してください。 |
<?xml version="1.0"?> <configuration> <appSettings> <add key="fp_client" value="~/fp_client" /> </appSettings> : </configuration>Webサイトのルートフォルダの下にfp_clientフォルダが存在します。以下、(a)または(b)のいずれかの方法で移行してください:
(a) fp_clientフォルダを使用しない(推奨)
Webサイトのルートフォルダにあるfp_clientフォルダを削除し、fp_clientに関するWeb.configの記述(以下、取り消し線の部分)を削除します。これにより、製品はアセンブリ(FarPoint.Web.SpreadJ.dll)に組み込まれたスクリプトファイル、および画像を使用します。
<?xml version="1.0"?>
<configuration>
<appSettings>
<add key="fp_client" value="~/fp_client" />
</appSettings>
:
</configuration>
(b) fp_clientフォルダを使用する
Webサイトのルートフォルダにあるfp_clientフォルダを削除し、本バージョンで提供されるfp_clientフォルダをコピーします。fp_clientフォルダは 開発環境の <Program Files Folder>\Common Files\FarPoint Technologies\SpreadNETWebv10 にインストールされています。以上でプロジェクトの移行は完了です。
移行後のプロジェクトが問題なく動作することをご確認ください。
<?xml version="1.0"?> <configuration> <appSettings> <add key="fp_client" value="~/fp_client" /> </appSettings> : </configuration>Webサイトのルートフォルダの下にfp_clientフォルダが存在します。以下、(a)または(b)のいずれかの方法で移行してください:
(a) fp_clientフォルダを使用しない(推奨)
Webサイトのルートフォルダにあるfp_clientフォルダを削除し、fp_clientに関するWeb.configの記述(以下、取り消し線の部分)を削除します。これにより、製品はアセンブリ(FarPoint.Web.SpreadJ.dll)に組み込まれたスクリプトファイル、および画像を使用します。
<?xml version="1.0"?>
<configuration>
<appSettings>
<add key="fp_client" value="~/fp_client" />
</appSettings>
:
</configuration>
(b) fp_clientフォルダを使用する
Webサイトのルートフォルダにあるfp_clientフォルダを削除し、本バージョンで提供されるfp_clientフォルダをコピーします。fp_clientフォルダは 開発環境の <Program Files Folder>\Common Files\FarPoint Technologies\SpreadNETWebv10 にインストールされています。FarPoint.Web.Spread.FpSpread, FarPoint.Web.SpreadJ, Version=10.0.XXXX.XXXX, Culture=neutral, PublicKeyToken=a5fa960294d899e7
XXXX.XXXXの部分にはご利用のSPREADのバージョン番号を設定します。製品のバージョンについては製品付属のリリースノートを参照してください。 |
以上でWebサイトの移行は完了です。
移行後のWebサイトが問題なく動作することをご確認ください。
8.0Jからデフォルトのスタイルが変更されました。Office2007スキンを適用することで5.0J/7.0Jのデフォルトの外観を実現することができます。
移行ツールでは、オプション「5.0J/7.0Jのデフォルトのスタイルを維持する」にチェックを付けることで、Webフォーム(*.aspxファイル)にOffice2007スキンを適用する記述を追加します。対象となるWebフォームの一覧は移行ツール下部のリストボックスに表示されます。
デザイン時にスキンを設定しているWebフォームには、Office2007スキンを適用する記述は追加されません。 |