セルとシートの色

シートの背景色のほか、セル単位で背景色や文字色を設定できます。セルの色を明示的に指定しないかぎり、シートの背景色はセルの背景色として表示されます。シートの背景色は、セルが表示されていない残りのシート領域（空白領域）にも表示されます。次の図では、シートの背景色が薄い黄に設定されています。

次の図は、セルの背景色と文字色を設定した例です。

シートやセルの色を設定するには、以下の方法があります。詳細については各リンク先を参照してください。

名前付きスタイルを使用
シートスキンを使用

ここではシートやセルオブジェクトのプロパティを使用する方法について解説します。

設定方法

シートの背景色
SheetView クラスのBackColor プロパティを使用します。
セルのスタイル
Cell クラスのBackColorおよびForeColor プロパティを使用します。また背景に画像を指定するには、Background プロパティを使用します。

選択されたセルの色については「選択領域の外観」を参照してください。

サンプルコード

次のサンプルコードは、A1 セルの背景色をアジュール（淡青色）に設定してから、C3～D4 までのセルブロックの背景色をビスク（クリーム色）に設定します。また、セルが表示されていないシートの色をライトイエロー（薄い黄色）に設定します。

C#
Visual Basic

FpSpread1.Sheets[0].Cells[0,0].BackColor = Color.Azure;
FpSpread1.Sheets[0].Cells[2,2,3,3].BackColor = Color.Bisque;
FpSpread1.Sheets[0].BackColor = Color.LightYellow;

FpSpread1.Sheets(0).Cells(0, 0).BackColor = Color.Azure
FpSpread1.Sheets(0).Cells(2, 2, 3, 3).BackColor = Color.Bisque
FpSpread1.Sheets(0).BackColor = Color.LightYellow

SPREAD デザイナでの設定

プロパティウィンドウ上部にあるアイテムリストから「シート」を選択します。
プロパティウィンドウからBackColor プロパティを設定すると、シートの背景色に適用できます。
プレビューエリアで、1つまたは複数のセルを選択します。
アイテムリストが「選択したアイテム」を選択してることを確認し、プロパティウィンドウからBackColor プロパティを設定します。