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SheetViewクラスを使用

セル内に設定する値は、書式付き文字列、書式なし文字列、またはデータオブジェクトとして設定できます。 また、設定方法は個々のセルまたはセル範囲のどちらに値を設定するのかによって異なります。

たとえば、ユーザーがテキストボックスに入力したデータを処理する場合、このデータを文字列データとして追加して、コントロールが解析することになります。複数の値を追加する場合、これらの値をデータモデルに直接追加するには、オブジェクトとして追加する方法があります。

SheetView クラス では、セルに値を設定する以下のメソッドを提供しています。

メソッド データの説明 データを設定するセルの数
GetText
SetText
書式付き文字列("$1,234.56" など) 個々のセル
GetClip
SetClip
セル範囲
GetValue
SetValue
書式なし文字列("1234.45" など) 個々のセル
GetClipValue
SetClipValue
セル範囲
GetArray
SetArray
書式付きデータ オブジェクト セル範囲

書式付きデータを処理する場合は、データはこのセルに割り当てられたセル型に基づいて解析された後に、データモデルに追加されます。書式なしデータを処理する場合は、データは直接データモデルに追加されます。データモデルに直接追加されるデータをシートに追加する場合は、コントロールでは解析が行われないため、手動でデータを解析します。各セル型によってこのデータが受ける影響については、「データの表示」を参照してください。

設定方法

サンプルコード

次の2つのサンプルコードはいずれも、セル範囲に書式付きデータを追加します。

// A1〜C3のセル範囲にデータを追加します。
fpSpread1.Sheets[0].SetClip(0, 0, 2, 2,"Sunday\tMonday\tTuesday\r\nWednesday\tThursday\tFriday\r\nSaturday\tSunday\tMonday");
' A1〜C3のセル範囲にデータを追加します。
FpSpread1.Sheets(0).SetClip(0, 0, 2, 2, "Sunday" + vbTab + "Monday" + vbTab + "Tuesday" + vbCrLf + "Wednesday" + vbTab + "Thursday" + vbTab + "Friday" + vbCrLf + "Saturday" + vbTab + "Sunday" + vbTab + "Monday")        

// SheetViewオブジェクトを新規作成します。
FarPoint.Web.Spread.SheetView newsheet = new FarPoint.Web.Spread.SheetView();
// A1〜C3のセル範囲にデータを追加します。
newsheet.SetClip(0, 0, 2, 2, "Sunday\tMonday\tTuesday\r\nWednesday\tThursday\tFriday \r\nSaturday\tSunday\tMonday");
// このSheetViewオブジェクトをコンポーネント内のシートに割り当てます。
fpSpread1.Sheets[0] = newsheet;
' SheetViewオブジェクトを新規作成します。
Dim newsheet As New FarPoint.Web.Spread.SheetView()
' A1〜C3のセル範囲にデータを追加します。
newsheet.SetClip(0, 0, 2, 2, "Sunday" + vbTab + "Monday" + vbTab + "Tuesday" + vbCrLf + "Wednesday" + vbTab + "Thursday" + vbTab + "Friday" + vbCrLf + "Saturday" + vbTab + "Sunday" + vbTab + "Monday")
' このSheetViewオブジェクトをコンポーネント内のシートに割り当てます。
FpSpread1.Sheets(0) = newsheet      

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