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コマンドバーに表示されるコマンドボタンには、SPREADの各コマンドが割り当てられます。コマンドボタンが押下されるとコマンドが実行され、イベントが発生します。各コマンドに関連するイベントは以下のとおりです。
| コマンドボタン | イベント |
|---|---|
| 更新 | UpdateCommand イベント |
| キャンセル | CancelCommand イベント |
| 編集 | EditCommand イベント |
| 行の追加および挿入 | InsertCommand イベント |
| 選択行の削除 | DeleteCommand イベント |
コマンドの実行が失敗したときは、ErrorCommand イベントが発生します。
また、各コマンドボタンの押下と同等の動作を行うクライアント側メソッドも用意されています。各コマンドボタンに関連するクライアント側のメソッドは以下のとおりです。
| コマンドボタン | クライアント側メソッド |
|---|---|
| 更新 | Update メソッド |
| キャンセル | Cancel メソッド |
| 編集 | Edit メソッド |
| 切り取り | CutLikeExcel メソッド |
| コピー | Copy メソッド |
| 貼り付け | Paste メソッド |
| 行の追加 | Add メソッド |
| 行の挿入 | Insert メソッド |
| 選択行の削除 | Delete メソッド |
| 前のページへ移動 | Prev メソッド |
| 次のページへ移動 | Next メソッド |
| 印刷 | Print メソッド |
| PDF印刷 | PrintPDF メソッド |
サーバー上のデータを更新するには、クライアントからの変更を保存しなければならないことに注意してください。クライアントからの変更を保存するには、コードでFpSpread クラスのSaveChanges メソッドを使用するか、またはユーザーがコマンドバーの[更新]ボタンをクリックします。ユーザー側で[更新]ボタンが表示されるようにするには、コマンドバーを表示する必要があります。
[コピー]、[切り取り]、[貼り付け]ボタンの動作にクリップボードを使用するかどうかは、UseClipboard プロパティの設定に依存します。UseClipboard プロパティがfalseの場合、SPREADからクリップボードへのアクセスは行われなくなります。この場合、コピー、切り取り、貼り付けの動作はSPREADの内部で処理されます。SPREADのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSpreadにコピーすることはできません。