シート内のデータまたは書式付きデータは、デフォルトのタブ区切り形式または独自の区切り形式によって、テキストファイルに保存できます。 テキストファイルへの保存は、シート単位で行われます。 コンポーネント内の全シートを保存するには、各シートをそれぞれ個別のテキストファイルに保存する必要があります。

保存するデータは、シート全体または一部のシートデータのいずれかを選択でき、またヘッダとフッタをデータとして保存するかどうかも指定できます。

SPREADデザイナで保存することも可能です。詳細については「設計ファイルの保存と読込」を参照してください。

設定方法

• シート全体を保存

  SheetView クラスのSaveTextFile メソッドを使用します。SaveTextFile メソッドのオーバーライドに応じて、メソッドパラメータにファイルのパスと名前、またはストリームを指定し、データと書式の両方またはデータだけを保存するのか、ヘッダを保存するのか、および独自の区切り文字をそれぞれ指定します。

• シートの一部を保存

  SheetView クラスのSaveTextFileRange メソッドを使用します。SeveTextFileRange メソッドのオーバーライドに応じて、メソッドパラメータに保存を開始する行と列、保存する行数と列数、ファイルのパスと名前、またはストリームを指定し、データと書式の両方またはデータだけを保存するのか、ヘッダを保存するのか、および独自の区切り文字をそれぞれ指定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは指定のセル範囲のデータと書式を、ヘッダも含め、独自のデリミタを使用してテキスト ファイルに保存します。

// セル範囲のデータと書式をテキストファイルに保存します。

FpSpread1.Sheets[0].SaveTextFileRange(1, 1, 1, 2, "C:\\filerange.txt", False, FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, "#", "%", "^");

' セル範囲のデータと書式をテキストファイルに保存します。

FpSpread1.Sheets(0).SaveTextFileRange(1, 1, 1, 2, "C:\filerange.txt", False, FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, "#", "%", "^")  

© 2003-2015, GrapeCity inc. All rights reserved.