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表示するデータ量が多い場合、一度に表示可能なデータ量を制限し1つのページとして扱い、シートを複数のページに分けて表示できます。データ量に伴い、未表示の行を保持する新たなページが自動的に作成されます。表示領域に入りきらない数の行を持つシートは、複数ページによるシートとなります。
ページングを許可するには、SheetView クラスのAllowPage プロパティをtrueに設定します。既定値はtrueです。ページングが許可されると、指定の位置(デフォルトはコマンドバー上)にページナビゲーションが表示されます。
ページサイズとは1ページに表示可能な行数を表し、SheetView クラスのPageSize プロパティで設定します。既定値は 10 で、1ページに10 行が表示されます。
ページを移動するには、ページナビゲーションのボタンをクリックします。または、メソッドによるページ移動も可能です。FpSpread クラス のGotoPage メソッド を使用することで、指定のページに移動できます。
クライアント側のNext メソッドおよびPrev メソッドは、それぞれ次のページ、前のページに移動します。
また、仮想ページングを有効にすると、スクロールバーによるスクロールでページ移動します。
次のサンプルコードは、150行からなるシートを作成し、ページサイズが30行で4ページ目を表示するように設定します。
FpSpread1.Rows.Count=150;
FpSpread1.ActiveSheetView.AllowPage = true;
FpSpread1.ActiveSheetView.PageSize=30;
FpSpread1.GotoPage(3);
FpSpread1.Rows.Count=150
FpSpread1.ActiveSheetView.AllowPage = True
FpSpread1.ActiveSheetView.PageSize=30
FpSpread1.GotoPage(3)