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仮想ページング機能を使用すると、垂直スクロールバーによるスクロールでのページ移動が可能となります。
仮想ページングでは、スクロールバーのバーサイズは現在表示されているページ内の行数ではなく、ページング機能を使用していないように全行数が反映されます。
標準のページング機能のように、先頭行からページ内の最後の行までスクロールして表示することができます。 スクロールバーの位置がページ内の最後の行(先頭行)より下(上)にきた場合は、該当する行が表示されるページがロードされます。この場合、次のページがロードされるまで、待機中のアイコンが表示されます。
仮想ページングはAjaxを使用するため、以下のプロパティをtrueに設定する必要があります。 また、ロードオンデマンド機能と併用することはできません。 |
SheetView クラス のAllowVirtualScrollPaging プロパティ をtrueに設定します。また、VirtualScrollPagingPrevRowCount プロパティを使用すると、前のページの指定行数分のデータを次のページに同時に表示させることもできます。
なお、ScrollingContentVisible プロパティをtrueに設定すると、スクロールバーにテキストチップが表示されます。このテキストにはカスタム書式文字列を設定することができ、VirtualScrollPagingFormatString プロパティ を使用します。
テキストチップの詳細については「スクロールバー」を参照してください。
次のサンプルコードは、仮想ページングを設定する例です。
FpSpread1.Sheet[0].AllowVirtualScrollPaging = true; FpSpread1.Sheet[0].VirtualScrollPagingPrevRowCount = 5; FpSpread1.Sheet[0].VirtualScrollPagingFormatString = "ページ:{page} /全ページ: {count}"; FpSpread1.Sheet[0].ScrollingContentVisible = true;
FpSpread1.Sheet(0).AllowVirtualScrollPaging = True FpSpread1.Sheet(0).VirtualScrollPagingPrevRowCount = 5 FpSpread1.Sheet(0).VirtualScrollPagingFormatString = "ページ:{page} /全ページ: {count}" FpSpread1.Sheet(0).ScrollingContentVisible = True