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Spread.Sheetsでは、PDFファイルへのエクスポートがサポートされるので、ワークブック(.xlsx拡張子の付いたExcelファイル)をPDF形式(.pdf拡張子の付いたファイル)にエクスポートできます。これには、WorkbookクラスのsavePDFメソッドを使用します。
次の表は、savePDFメソッドのパラメータ一覧を示します。
パラメータ | 説明 |
---|---|
successCallback | PDF形式へのエクスポート操作が成功した後に、この関数を呼び出します。 |
errorCallback | エラーが発生した場合にこの関数を呼び出します。 |
options |
PDFファイルへのエクスポートでは、以下のオプションを選択できます。
|
sheetIndex | ワークブック内の特定のシートだけをPDFにエクスポートできます。このとき、エクスポートするシートのインデックスを指定するためのパラメータです。このパラメータを指定しない場合は、デフォルトで、表示可能なすべてのシートがエクスポートされます。 |
PDFへのエクスポート操作では、printInfoオブジェクトを指定してページを設定します。Spread.Sheetsで利用可能なすべての印刷機能がサポートされます。
PDFファイルへのカスタムエクスポートについては、「PDFへのカスタムエクスポート」を参照してください。
PDFファイルへのエクスポートでは、PDF文書内に埋め込むフォントを指定できます。エクスポートするPDFファイルには、標準フォント(次の表を参照)とカスタムフォント(新しいフォントを登録)の両方を埋め込むことができます。
PDFへのエクスポート時にカスタムフォントを埋め込む方法については、「PDFエクスポートでのカスタムフォントの使用」を参照してください。
次の表は、PDF文書でサポートされる、合計14の標準フォントの一覧を示します。
Courier |
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||||
Times |
|
||||
Helvetica |
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||||
Symbol | Symbol | ||||
ZapfDingbats | ZapfDingbats |
次のサンプルコードは、savePDFメソッドを使用してExcelファイルをPDFファイルにエクスポートする方法を示します。エクスポートされたファイルは、拡張子.pdfによって保存されます。
コードの冒頭には、PDFへのエクスポート操作を実行するための依存ファイルをリストします。
コードの次の部分では、savePDFメソッドを使用してPDF形式にエクスポートする方法を示します。
JavaScript |
コードのコピー
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---|---|
<script src='.../spreadjs/gc.spread.sheets.all.x.xx.xxxxx.x.min.js' type='text/javascript'></script>
<script src='.../spreadjs/plugins/gc.spread.sheets.print.x.xx.xxxxx.x.min.js' type='text/javascript'></script>
<script src='.../spreadjs/plugins/gc.spread.sheets.pdf.x.xx.xxxxx.x.min.js' type='text/javascript'></script>
|
JavaScript |
コードのコピー
|
---|---|
spread.savePDF(function (blob) { |
注:画像はbase64によってエンコードされません。したがって、ファイルプロトコルスキームを使用する場合は画像がエクスポートされない可能性があります。エクスポート操作の実行では、httpまたはhttpsプロトコルスキームを使用する必要があります。 |