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省略可能な引数とその省略
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関数の中には、オプション(省略可能)の引数がいくつか含まれるため、指定する引数の数が固定されていないものがあります。オプション引数は、通常は最後に指定する引数です。 リファレンス内の引数一覧では、これらのオプション引数には"(オプション)"と示し、他の引数と区別しています。 たとえば、PMT関数は5つの引数を受け取りますが、最後の2つは省略可能なオプションです。 つまりSpreadJSでは、この関数を以下のいずれかの方法で呼び出すことができます。

    PMT(rate,nper,pv,fv,type)

    PMT(rate,nper,pv,fv)

    PMT(rate,nper,pv,fv,)

    PMT(rate,nper,pv,,type)

    PMT(rate,nper,pv,,)

    PMT(rate,nper,pv)

オプション引数は省略できます。 省略した引数値の代わりにはデフォルト値が渡され、これによって関数が処理されます。 たとえば、FIXED関数を次のように指定したとします。

    FIXED(1234.5678,,FALSE)

この結果は、次のように指定した場合と同じです。

    FIXED(1234.5678,2,FALSE)

この関数では、小数部分の桁数を表すデフォルト値が「2」であるためです。

引数の省略は、引数が省略可能な関数に対して行うことを前提としています。 必須引数を省略すると、関数の評価結果が#N/Aエラーとなります。