PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
MultiColumnComboBoxCellType クラス
メンバ 


マルチカラムコンボボックス型セルを表します。
構文
解説

マルチカラムコンボボックス型セルは、データセットからの列を含むドロップダウンリストボックスとして機能します。AutoSearchプロパティを使用すると、ユーザーが1つまたは複数の文字を入力したときにリストの項目を検索できます。ドロップダウンリストに表示する行数を変更するには、MaxDropプロパティを設定します(デフォルトで表示される行数は8行です)。

データソース、データメンバ、およびデータ列を設定することで、データ連結を設定できます。データモデルに格納するドロップダウンリストの列をDataColumnに設定し、セルにその値を表示する列をColumnEditに設定します。データモデルには選択された項目のDataColumnの値が保持され、セルに描画する値は動的に取得されます。データ連結はコードで実行します。現在、Spreadデザイナの中から連結ソースを取得する手段はありません。

このセル型の内容の動作の詳細については、「データの表示」を参照してください。

SPREADには、コマンドボタン型セルおよびコンボボックス型セルを表示するためのButtonDrawModeプロパティが用意されています。このプロパティを使用すると、ボタンを常に表示したり、現在の列、行、またはセルのみに表示したりできます。

ユーザーの操作に基づいて追加のカスタマイズを実行するには、ComboCloseUp、ComboDropDown、ComboSelChangeの各イベントを使用します。

このセル型を持つ列の最大の列幅を取得するため、GetPreferredColumnWidthメソッドは、その列の各レンダラーに対してGetPreferredSizeを呼び出し(指定された場合はヘッダも含む)、それらすべての最大値を取得します。MultiColumnComboBoxCellTypeでは、テキストとボタンが考慮されます。ボタンが考慮されるのは、ボタンが表示される場合のみです。

特定のセル型に含まれる一部のグラフィカルな要素は、XPテーマ(ビジュアルスタイル)の影響を受けます。SPREADのVisualStylesプロパティを"Off"に設定することで、これらのグラフィカルなセル型の外観のカスタマイズを期待どおりに作用させることができます。詳細については、「ビジュアルスタイル」を参照してください。

このセル型の設定の詳細については、「マルチカラムコンボボックス型セルの設定」を参照してください。

このセル型の内容の動作の詳細については、「データの表示」を参照してください。

継承階層

System.Object
   FarPoint.Win.Spread.CellType.BaseCellType
      FarPoint.Win.Spread.CellType.MultiColumnComboBoxCellType

参照

MultiColumnComboBoxCellType メンバ
FarPoint.Win.Spread.CellType 名前空間

開発者ガイド

マルチカラムコンボ ボックス型セルの設定
グラフィカルなセル
コンボボックス型セル

 

 


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