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IMEモードを切り替える方法について解説します。
コントロール、行、列、セルで設定できるImeModeプロパティとImeSentenceModeプロパティを使用すると、標準コントロールと同じ入力モードの設定に加えて、変換モードの設定を利用できます。
コントロール、行、列、セルのImeMode プロパティは標準コントロールと同じ IME 入力モードをサポートしています。IME 入力モードの設定値は System.Windows.Forms.ImeMode と同じです。たとえば、次のモードを使用できます。
IME 入力モードは、ImeModeプロパティで設定します。
次のサンプルコードは2行2列目のセルのImeModeプロパティを設定します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.ActiveSheet.Cells[1, 1].ImeMode = System.Windows.Forms.ImeMode.Hiragana; |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.ActiveSheet.Cells(1, 1).ImeMode = Windows.Forms.ImeMode.Hiragana |
変換モードは、IME によって提供されるかな漢字変換の動作モードです。たとえば、変換時に文字列を人名・地名に優先的にマッチさせることができます。サポートされる変換モードは次のとおりです。
IME 変換モードは、ImeSentenceModeプロパティで設定します。
次のサンプルコードは2行2列目のセルのImeSentenceModeプロパティを設定します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.ActiveSheet.Cells[1, 1].ImeMode = System.Windows.Forms.ImeMode.Hiragana fpSpread1.ActiveSheet.Cells[1, 1].ImeSentenceMode = FarPoint.Win.ImeSentenceMode.BiasForNames; |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.ActiveSheet.Cells(1, 1).ImeMode = Windows.Forms.ImeMode.Hiragana FpSpread1.ActiveSheet.Cells(1, 1).ImeSentenceMode = FarPoint.Win.ImeSentenceMode.BiasForNames |
Windows 7以前のOSではIMEモードがスレッド単位で保持されていましたが、Windows 8やWindows Server 2012ではユーザー単位で保持されるように仕様が変更されています。この変更によって、ImeMode プロパティによるIMEモードの切り替えが動作しない場合があります。
Windows 8やWindows Server 2012環境において、Windows 7以前のOSと同じようにIMEモードをスレッド単位で保持するには、以下の手順で「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」の設定を変更します。
コントロール、行、列、セルのInputScopeプロパティを使用することで上記の設定なしでWindows 7以前のOSと同じようにIMEモードを制御することができます。
コントロール、行、列、セルのInputScopeプロパティ を使用すると、Windows 8やWindows Server 2012環境でも、Windows 7以前のOSと同じように IMEモードを制御することができます。
SPREADにおけるInputScopeプロパティとImeModeプロパティの挙動の差異は現在のところ確認されていませんが、InputScopeプロパティの動作は Text Services FrameworkのSetInputScope関数に依存した動作となり、ImeModeプロパティとは異なる内部構造で動作するプロパティとなるため、Windows 8以降のOSにおいてIMEモードをWindows 7以前の動作とまったく同じ挙動にしたい場合は、上記OSの設定値(「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」)を変更することを推奨します。
ただし、ImeModeプロパティとInputScopeプロパティの両方が変更されている場合、InputScopeプロパティの設定が優先されます。ImeModeプロパティの設定を優先したい場合は、InputScopeプロパティを Default に設定する必要があります。
次のコードでは、InputScopeプロパティを使用して、セルのIME 入力モードを設定します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.ActiveSheet.Cells[1, 1].InputScope = FarPoint.Win.InputScopeNameValue.Hiragana; |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.ActiveSheet.Cells(1, 1).InputScope = FarPoint.Win.InputScopeNameValue.Hiragana |
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