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通常、エンド ユーザーがセルをダブルクリックすると、エディタ コントロールが有効になり、ユーザーはこのセル内に入力できるようになります。 このようにセル内で編集を行うための機能を、編集モードと呼びます。 さまざまなプロパティおよびメソッドを使用することで、編集モードの使用方法をカスタマイズできます。
セルが編集モードに切り替わると、アクティブ セルには通常、下図のように I ビーム カーソルが点滅表示されます。 セルが編集モードになっていない場合は、アクティブ セルには通常、下図のようにフォーカス長方形が表示されます。
編集モードのセル | 選択されているが、編集モードではないセル |
セルは、以下の場合に編集モードに切り替わります(編集モードの有効化)。
セルは、以下の場合に編集モードを終了します(編集モードの無効化)。
デフォルトでは、セルが編集モードに切り替わると、セル内の既存テキストの末尾にカーソルが移動します。 EditModeReplace プロパティを設定することで、このときにセル内の既存テキストが選択されるように変更できます。
アクティブになったセルが常に編集モードに切り替わるように指定することもできます。これには EditModePermanent プロパティを使用します。
セルが編集モードに切り替わると EditModeOn イベントが発生し、編集モードを終了すると EditModeOff イベントが発生します。
SuperEditBase.EditModeCursorPosition プロパティを使用すると、フォーカスを取得した編集コントロールでのカーソルの位置を設定できます。
編集モードを開始または終了するには、それぞれStartCellEditingおよびStopCellEditingメソッドを使用します。