PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
フィルタリングの許可

ユーザーが、シートの行をフィルタリングできるようにする設定するには、対象の列を表すColumnオブジェクトのAllowAutoFilterプロパティをTrueに設定します。

製品は、次の3種類のフィルタリング機能を提供しています。それぞれの種類で、ユーザーに表示されるドロップダウンリストが異なり、提供される機能が異なります。フィルタリングの種類を設定するには、SheetViewクラスのAutoFilterModeプロパティに、AutoFilterMode列挙体の値を設定します。

通常フィルタリング(AutoFilterMode.FilterGadgetを指定)
拡張フィルタリング(AutoFilterMode.EnhancedContextMenu)
フィルタバーフィルタリング(AutoFilterMode.FilterBar)

サンプルコード

次のサンプルコードは2列目から4列目の列で、ユーザーによるフィルタリングを有効にします。フィルタリングの種類を、通常フィルタリングに設定します。シートの既定の動作として、フィルタ条件に一致しない行は非表示となります。

C#
コードのコピー
fpSpread1.ActiveSheet.Columns[1,3].AllowAutoFilter = true;
fpSpread1.ActiveSheet.AutoFilterMode = FarPoint.Win.Spread.AutoFilterMode.FilterGadget;
Visual Basic
コードのコピー
FpSpread1.ActiveSheet.Columns(1, 3).AllowAutoFilter = True
FpSpread1.ActiveSheet.AutoFilterMode = FarPoint.Win.Spread.AutoFilterMode

SPREAD デザイナの使用

  1. 列ヘッダをクリックして、列を選択します。
  2. [プロパティ]ウィンドウの[その他]セクションで、AllowAutoFilterを設定します。
  3. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択して、変更を保存します。
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