PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
SPREAD 7の読み込み

FpSpreadクラスのOpenSpreadFileメソッドで、ActiveX版SPREAD 7.0Jのファイルを開くことができます。

.NETとCOMの環境は大きく異なり、それぞれの環境に対応するSPREADファイルには多くの違いがあります。ActiveX版SPREADのファイルのインポート、および.NET版との互換性について、詳しくは「移行ガイド」を参照してください。

移行ガイドは、以下にインストールされています。

<製品インストールフォルダ>\Help\SpreadWin10MigrationGuide.chm

(例:C:\Program Files\SpreadWin10\Help)

移行ガイドは、スタートメニューの[PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J]の「移行ガイド」から参照できます。

設定方法

FpSpreadクラスのOpenSpreadFileメソッドを使用し、メソッドの引数で、ファイルを読み込むシートを指定します。あるいは、ファイルを読み込む対象のシートを表すSheetViewオブジェクトのOpenSpreadFileメソッドを使用する方法もあります。

サンプルコード

次のサンプルコードは、SPREAD 7.0Jのファイルをアクティブシートに読み込みます。

C#
コードのコピー
// SPREAD 7ファイルをアクティブシートに読み込みます。
fpSpread1.ActiveSheet.OpenSpreadFile("C:\\oldfile.ss7");
Visual Basic
コードのコピー
' SPREAD 7ファイルをアクティブシートに読み込みます。
FpSpread1.ActiveSheet.OpenSpreadFile("C:\oldfile.ss7")

SPREAD デザイナの使用

  1. [ファイル]メニューアイコンから[開く]を選択します。
  2. ファイルを開くことによって既存の設定が上書きされることを警告するダイアログが表示されます。 ファイルのオープンを続行するには、[はい]をクリックします。
    [ファイルを開く]ダイアログが表示されます。
  3. [ファイルの種類]ボックスで「Spread 7ファイル(*.ss7)」を指定します。
  4. 開くファイルのパスと名前を指定して、〈開く〉をクリックします。
    このファイルが正常に開かれた場合は、ファイルが開かれたことを示すメッセージが表示されます。
  5. 〈OK〉をクリックし、SPREAD デザイナを終了します。
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