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セルの編集時に、タッチキーボードを表示できます。
タッチキーボード(下図参照)を表示するには、FpSpreadクラスのShowTouchKeyboard メソッドを使用します。
FpSpreadクラスのAutoScrollWhenKeyboardShowing プロパティを使用すると、タッチキーボードが表示されている場合に、編集中のセルを表示領域内にスクロール移動するかどうかを指定できます。スクロールは可能なかぎり迅速に行われますが、スクロール用のスペースが十分でない場合、アクティブセルが表示されなくなることもあります。たとえば、コントロールがタッチキーボードによって完全に覆い隠されている場合、アクティブセルは先頭行にスクロールされますが、いずれにしてもセルはキーボードの背後に隠れて表示されません。
FpSpreadクラスのInputScope プロパティを使用すると、タッチキーボードのレイアウトを指定できます。
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次のサンプルコードは、セルが編集モードに切り替わったときにタッチキーボードを表示し、編集モードが終了すると非表示にします。
C# |
コードのコピー
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private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) { fpSpread1.AutoScrollWhenKeyboardShowing = true; } private void fpSpread1_EditModeOn(object sender, EventArgs e) { fpSpread1.ShowTouchKeyboard(); } private void fpSpread1_EditModeOff(object sender, EventArgs e) { fpSpread1.HideTouchKeyboard(); } |
Visual Basic |
コードのコピー
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Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load FpSpread1.AutoScrollWhenKeyboardShowing = True End Sub Private Sub FpSpread1_EditModeOn(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOn FpSpread1.ShowTouchKeyboard() End Sub Private Sub FpSpread1_EditModeOff(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOff FpSpread1.HideTouchKeyboard() End Sub |