GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J > Excel 形式ファイルのインポート/エクスポート > Excel 形式ファイルへのエクスポート > 色の設定のエクスポート |
Open XML形式(.XLSX)にエクスポートする場合は、色情報が失われることはありません。 SPREADをExcel(BIFF8)にエクスポートする場合は、いくつかの制限が生じます。 Excel(BIFF8)にエクスポートすると、一部の色が変更されることがあります。 SPREADでは、次のメソッドを使用してドキュメントをBIFF8形式(.XLS)にエクスポートする場合に、カスタムカラーパレット(BIFFのPALETTEレコード)の作成がサポートされます。
Excel 2003では56色パレットがサポートされるため、SPREADコンポーネント内で設定されている色が56色以下であれば、SPREADのカスタムパレットが作成されます。 SPREADコンポーネントの設定色が56を超える場合は、デフォルトで、Excel 2003(.xls)のデフォルトのカラーパレットが使用されます。また、近似色アルゴリズムにより、SPREADコンポーネントで設定されている各色に対し、それぞれ最適なデフォルト色が判断されます。 SPREADコンポーネントで56色より多くの色が設定されている場合のオプションとして、ExcelSaveFlag列挙体を使用する方法があります。これにより、近似色アルゴリズムのベースとしてカスタムパレットを使用するように指定できます。 この列挙体は、次のように使用します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread.SaveExcel(“outfile.xls”, FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.UseCustomPaletteForColorApproximations); |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread.SaveExcel(“outfile.xls”, FarPoint.Excel.ExcelSaveFlags.UseCustomPaletteForColorApproximations) |
UseCustomPaletteForColorApproximations列挙体を使用すると、カスタムパレットが作成され、BIFF8形式(.xls)ドキュメントに保存されます。このドキュメント内のすべての色参照は、作成されたカラーパレットを参照するようになります。