SetClip メソッド (SheetView)

書式付きテキストのタブ区切り文字列をシートの指定したセル範囲に設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Sub SetClip( _
   ByVal row As Integer, _
   ByVal column As Integer, _
   ByVal rowCount As Integer, _
   ByVal columnCount As Integer, _
   ByVal value As String _
)

public void SetClip( 
   int row,
   int column,
   int rowCount,
   int columnCount,
   string value
)

パラメータ

row: セル範囲の開始行インデックス（すべての行を指定する場合は-１）
column: セル範囲の開始列インデックス（すべての列を指定する場合は-１）
rowCount: セル範囲の行数（すべての行を指定する場合は-１）
columnCount: セル範囲の列数（すべての列を指定する場合は-１）
value: 指定した範囲に設定するタブ区切り文字列（書式付きデータ）

例外

例外	説明
System.ArgumentOutOfRangeException	指定された行インデックスは範囲外です。有効な値は0から行の総数までです。
System.ArgumentOutOfRangeException	指定された列インデックスは範囲外です。有効な値は0から列の総数までです。

解説

範囲内のデータは、スタイルモデル内のセルの複合スタイルのIFormatterを使用して解析されます。

このメソッド以外にも、シート（SheetViewオブジェクト）のプロパティ、またはセル（Cellオブジェクト）のプロパティを使用して、セルの値を取得または設定できます。詳細については、「SheetViewクラスを使用」および「Cellクラスを使用」を参照してください。

セルのデータは、セル型によって表示が異なる場合があります。詳細については、「データの表示」を参照してください。

例

次のサンプルコードでは、このメンバを使用して、範囲の書式付きテキストを含むタブ区切り文字列を返しています。

C#
Visual Basic

fpSpread1.ActiveSheet.SetClip(0, 0, 2, 4, "one\ttwo\tthree\tfour\r\nfive\tsix\tseven\teight"); 
string s;
s = fpSpread1.ActiveSheet.GetClip(0, 0, 2, 4);
listBox1.Items.Add(s);

FpSpread1.ActiveSheet.SetClip(0, 0, 2, 4, "one" + Chr(9) + "two" + Chr(9) + "three" + Chr(9) + "four" + vbCrLf + "five" +
Chr(9) + "six" + Chr(9) + "seven" + Chr(9) + "eight")
Dim s As String
s = FpSpread1.ActiveSheet.GetClip(0, 0, 2, 4)
ListBox1.Items.Add(s)

参照

SheetView クラス
 SheetView メンバ
 SetClipValue メソッド
 Text プロパティ
 SetText メソッド

開発者ガイド

SheetViewクラスを使用