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SPREAD for Windows Forms では、ワークシートにリッチテキスト形式を直接入力できるリッチテキスト編集機能に対応しています。 本機能を実装するためには、Spread は 組み込み RichTextBox of WinForms をセル エディタとして使用します。
SPREADデザイナでリッチ テキスト編集を有効にするには、新しいスタイルシステムを使用し (LegacyBehaviors プロパティから LegacyBehaviors.Style を除外)、プロパティ ウィンドウで RichTextEdit プロパティを On に設定する必要があります。 また、キーボード ショートカットを有効にするには、ExcelCompatibilityKeyboardShortcuts プロパティを true に設定します。
SPREAD では、次のリッチ テキスト編集機能に対応しています。
組み込みコンテキストメニューの [セルの書式設定] オプションを使用して、セルを編集する時にテキストの一部だけを書式設定できます。
たとえば、次のように文字「ま」のフォントの色を変更できます。
組み込みのコンテキストメニューの [ドロップダウン リストから選択] オプションを使用すると、タイプミスを避けるために、上下のセルに表示されているとおりにデータを入力できます。 ドロップダウン リストから選択のキーボード ショートカットは [Alt] + [↓] です。
SPREAD は、次のセル式編集機能に対応しています。
次の図は、SPREAD UI のオートコンプリート数式と IntelliSense 機能を示しています。
SPREAD では、オートコンプリート機能を使用してドロップダウン リストのデータを検証できます。 本機能は、セルに入力されたテキストとドロップダウン リスト内のすべての項目を自動的に比較し、一致する項目のみを表示します。 これにより、リストのスクロール、データ エラーの検証、またはそのタスクを処理するための複雑なコードの作成に費やす時間を節約できます。 この機能のキーボード ショートカットは [Alt] + 「↑] です。
キーボード ショートカット [Shift] + [F3] を使用して、関数を挿入したり、関数の引数を編集したりできます。 同様に、ファンクション キー [F3] を使用して定義名を挿入することもできます。 ダイアログの詳細については、「[関数の挿入]ダイアログ」トピックを参照してください。