PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
InputManセルの活用ガイド

InputManセルは、従来のテキスト型セル、日付時刻型セル、数値型セルと比較して、より高度で多様な機能を搭載しています。柔軟な入力制御および表示が可能で、拡張性にも優れています。

アプリケーションの画面で、入力部分にGrapeCity社製品のInputMan(別売り)を採用し、一覧部分にSPREADを採用している場合、SPREADでInputManセルを使用すると、入力部分と一覧部分で統一されたUX(ユーザーエクスペリエンス/ユーザー体験)をエンドユーザーに提供できます。併用に際しては、「InputManと併用する場合の注意事項」を参照してください。

InputManセルの特長

以下は、InputManセルの種類と、それぞれで実現可能な要件です。アプリケーションの要件が以下のいずれかに該当する場合、InputManセルの利用は特にお勧めです。

種類 実現可能な要件
GcTextBox型セル
  • バイト単位で入力を制御したい
  • 詳細な文字種で入力を制限したい
  • サロゲートペア文字の入力を制限したい
  • 複数行にまたがる長い文字列を編集したい
  • テキスト内で罫線を引きたい
  • オートコンプリートを部分一致で検索したい
GcDateTime型セル
  • 日付の入力を行いたい
  • 和暦を扱う必要がある
  • 元号1文字(M・T・S・Hや明・大・昭・平)で入力・表示を行いたい
  • 編集時と非編集でフォーマットを変更したい(yyMMddで入力し、yyyy/MM/ddで表示する等)
  • カレンダに祝日や固有の休日を設定したい
  • 年月日の各フィールド単位に上下キーでスピンアップ/ダウンしたい
GcNumber型セル
  • 編集時と非編集でフォーマットを変更したい
  • 入力された値が最大桁数に達すると自動的に次のセルへフォーカスを移動したい
  • 端数処理の詳細な設定(切り上げ/切り捨て/四捨五入/近似値への丸め)をしたい
  • 計算ウィンドウを使用して入力したい
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