ButtonClicked イベント (FpSpread)

ユーザーがセルのボタン、コンボボックス、ハイパーリンクのいずれかをクリックするときに発生します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Event ButtonClicked As EditorNotifyEventHandler

'使用法
 
Dim instance As FpSpread
Dim handler As EditorNotifyEventHandler
 
AddHandler instance.ButtonClicked, handler

public event EditorNotifyEventHandler ButtonClicked

イベントデータ

イベントハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、EditorNotifyEventArgs 型の引数を受け取りました。次の EditorNotifyEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ	説明
Column	エディタがイベントを発生させたセルの列インデックスを取得します。
EditingControl	イベントを発生させたControlオブジェクトを取得します。
Row	エディタがイベントを発生させたセルの行インデックスを取得します。
View	エディタがイベントを発生させたセルを含むビューを取得します。

解説

このイベントは、ユーザーがセルのボタン、チェックボックス、またはハイパーリンクをクリックしたときにOnButtonClickedメソッドによって生成されます。これには次のセル型が含まれます。

このイベントは、セカンダリボタン（スピンボタンなど）ではなく、プライマリボタンが押されたときに発生します。

個々のイベント引数の詳細については、EditorNotifyEventArgsメンバを参照してください。

例

次のサンプルコードは、ユーザーがボタン型セルを押したときにButtonClickedイベントを発生させます。

fpSpread1.ActiveSheet.Cells[0, 0].CellType = new FarPoint.Win.Spread.CellType.ButtonCellType();
Label1.Text = "Click on the button in the first cell.";

private void fpSpread1_ButtonClicked(object sender, FarPoint.Win.Spread.EditorNotifyEventArgs e)
{
     ListBox1.Items.Add("ButtonClick event fired!");
}

Visual Basic

FpSpread1.ActiveSheet.Cells(0, 0).CellType = New FarPoint.Win.Spread.CellType.ButtonCellType()
Label1.Text = "Click on the button in the first cell."

Private Sub FpSpread1_ButtonClicked(ByVal sender As Object, ByVal e As FarPoint.Win.Spread.EditorNotifyEventArgs) Handles
FpSpread1.ButtonClicked
     ListBox1.Items.Add("ButtonClicked event fired!")
End Sub

参照

FpSpread クラス
 FpSpread メンバ
 EditorNotifyEventArgs クラス

開発者ガイド

グラフィカルなセル型
 ボタン表示の制限