この関数は、配列の各値にLAMBDAを適用してスキャンし、各中間値を持つ配列を返します。
SCAN ([initial_value], array, lambda(accumulator, value))
本関数には、次の引数があります。
引数 | 説明 |
---|---|
[initial_value] | (オプション)アキュムレータの開始値を設定します。 |
array |
スキャン対象の配列。 |
lambda |
配列をスキャンするために呼び出したLAMBDA。 accumulator: 最終結果として返された合計値。 value: 配列の各要素に適用される計算。 |
initial_value引数を使用して、アキュムレータパラメータの開始値を設定します。 テキストを使用している場合は、初期値を""に設定します。 無効なLAMBDA関数または誤ったパラメータ数が指定された場合、「不正なパラメータ」という#VALUE!エラーが返されます。
配列を返します。
SCAN(1, A1:C2, LAMBDA(a,b,a*b))
SCAN("",A1:C2,LAMBDA(a,b,a&b))
本関数は、製品版15以降で利用できます。