LAMBDA 関数を使用して、カスタムの再利用可能な関数を作成し、それらを要望名で呼び出します。よく使用される数式の関数を作成し、独自の関数を効果的に追加できます。
LAMBDA([parameter1, parameter2, …,] calculation)
LAMBDA 関数には、次の引数があります。
引数 | 説明 |
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parameter | (オプション)セル参照、文字列、数値など、関数に渡す値。 最大 253 のパラメーターを入力できます。 |
calculation |
(必須)関数の結果として実行して返す数式。 これは最後の引数で、結果を返す必要があります。 |
簡潔な形式はテキスト値を返しますが、厳密な形式は入力と同じサイズと形状の配列を返します。
次のサンプルコードは、LAMBDA関数の基本例を示します。
JavaScript |
コードのコピー
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IWorkbook workbook = fpSpread1.AsWorkbook(); workbook.Names.Add("HEAD", "LAMBDA(str, IF(str=\"\",\"error: HEAD of empty string\",LEFT(str,1)))"); workbook.Names.Add("TAIL", "LAMBDA(str, IF(str=\"\",\"error: TAIL of empty string\",RIGHT(str,LEN(str)-1)))"); workbook.Names.Add("REVERSE", "LAMBDA(str,IF(str=\"\",\"\",REVERSE(TAIL(str))&HEAD(str)))"); IWorksheet sheet1 = workbook.Worksheets[0]; sheet1.Cells["A1"].Value = 12345; sheet1.Cells["B1"].Formula2 = "HEAD(A1)"; sheet1.Cells["C1"].Formula2 = "TAIL(A1)"; sheet1.Cells["D1"].Formula2 = "REVERSE(A1)"; sheet1.Cells["B2:D2"].Formula2 = "FORMULATEXT(B1)"; sheet1.Cells["F1"].Formula2 = "LAMBDA(x, x+122)(1)"; |
上記コードの出力は、以下のようになります。
本関数は、製品版15以降で利用できます。
Spreadでは、下記のLAMBDAのヘルパー関数も対応されています。これらの関数は、再利用可能なLAMBDA関数の作成に役立ち、単独関数としても機能します。