GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J 移行ガイド
Visual Studio .NET 2002/2003からの場合

旧バージョンのSPREADを用いて作成したVisual Studio .NET 2002/2003プロジェクトを、手動で最新バージョンで使用する場合の手順について説明します。

注意点
移行手順

移行における手順を以下に解説します。以下は、1.0J(アセンブリバージョン:1.0.9.0)から12.0J(アセンブリバージョン:12.0.XXXX.2012)に変更する例です。

12.0.XXXX.2012は、製品アセンブリバージョンによって変わります。アセンブリバージョンについては製品付属のリリースノートを参照してください。

  1. 旧バージョンで作成されたプロジェクト内に存在するライセンスファイル(licenses.licx)をメモ帳などで開き、"Version"を変更します。
    変更前
    FarPoint.Win.Spread.FpSpread, FarPoint.Win.SpreadJ, Version=1.0.9.0, Culture=neutral, 
    PublicKeyToken=a5fa960294d899e7
    

    変更後
    FarPoint.Win.Spread.FpSpread, FarPoint.Win.SpreadJ, Version=12.0.XXXX.2012, Culture=neutral,
    PublicKeyToken=a5fa960294d899e7
    

  2. 変更されたライセンスファイルを保存します。
  3. 移行先のバージョンのVisual Studioを起動し、移行対象となるソリューション(プロジェクト)を開きます。
  4. 表示される「変換ウィザード」の指示に沿って処理を開始します。
  5. 変換完了後にプロジェクトが自動的に開かれますので、ソリューションエクスプローラで「すべてのファイルを表示」を行います。

  6. [参照設定]ノードを展開し、SPREAD for Windows Forms 関連のアセンブリ参照を削除します。 なお、この時点で手順7.に示されている新バージョンのアセンブリが既に参照されている場合は削除不要です。

  7. コントロールが利用するアセンブリ参照を追加します。追加するアセンブリは次のとおりです。
    アセンブリ名 説明
    FarPoint.CalcEngine 表計算エンジンDLL
    FarPoint.Excel Excelインポート/エクスポートDLL
    FarPoint.PluginCalendar.WinForms プラグインカレンダーDLL
    FarPoint.Win 共通アセンブリ
    FarPoint.Win.SpreadJ 本体アセンブリ
    FarPoint.Win.Chart チャートDLL
    FarPoint.PDF PDFエクスポートDLL
    GrapeCity.CalcEngine 拡張表計算エンジンDLL
    GrapeCity.Spreadsheet 本体コアアセンブリ
    GrapeCity.Spreadsheet.Win 統合アセンブリ
    GrapeCity.Win.PluginInputMan InputManセルDLL

    • サービスパックの適用により、アセンブリバージョンは変更されます。アセンブリバージョンについては製品リリースノートを参照してください。
  8. ソリューション(プロジェクト)のリビルドを行います。

 

参照

 

 


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