GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J > 開発者ガイド > SPREAD デザイナの使用 > 各デザイナツールの使い方 > チュートリアル:ヘッダデザイナを使用したヘッダの設定 |
ここでは、グループデザイナを使用して、行ヘッダ、列ヘッダ、コーナーヘッダの行数・列数や外観を設定する方法を説明します。完成後の表示イメージは以下のとおりです。
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[ホーム] タブの [ツール] グループにある [ヘッダデザイナ] をクリックし、ヘッダデザイナ画面を表示します。
行ヘッダの列数や、列ヘッダの行数を設定します。
ヘッダの行数・列数の設定[列ヘッダ]、[行ヘッダ]、[コーナーヘッダ] の設定画面で、「行」または「列」の設定を変更します。[コーナーヘッダ] の設定画面では、列ヘッダの行数と行ヘッダの列数を両方設定できます。
今回は以下の値に設定します。これにより、ヘッダは3行3列で表示されます。
プロパティ | 設定値 |
---|---|
列ヘッダの行数(RowCount プロパティ) | 3 |
行ヘッダの列数(ColumnCount プロパティ) | 3 |
テンプレートが適用されている場合、テンプレートデザイナ上で設定した列ヘッダテンプレートのレイアウトが、ヘッダデザイナ上で列ヘッダに設定した行数分表示されます。たとえば列ヘッダテンプレートを2行でデザインし、列ヘッダの行数を「3」に設定すると、2行分の列ヘッダテンプレートが3つ表示され、結果的に列ヘッダの高さは6行分になります。 |
行ヘッダ、列ヘッダ、コーナーヘッダのセルをマージします。
ヘッダのマージ複数のセルを選択し、[結合] ボタンをクリックすると、セルが結合され1つのセルになります。
今回は列ヘッダとコーナーヘッダのセルを、以下のようにマージします。
行ヘッダや列ヘッダに表示される、連続した番号(1、2、3、…)またはアルファベット(A、B、C、…)を設定します。
ヘッダテキストの設定[列ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、列ヘッダ自体が選択状態になります。
列ヘッダのAutoTextプロパティを以下の値に設定します。
プロパティ | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
AutoText | Blank | ヘッダに連続した番号またはアルファベットを表示しません。 |
[行ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、行ヘッダ自体が選択状態になります。
AutoTextIndexプロパティを以下の値に設定します。
プロパティ | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
AutoTextIndex | 0 | 行ヘッダの1列目に連続した番号を表示します。 |
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ヘッダに任意の文字列を表示することもできます。
[列ヘッダ] タブを選択している状態で、2行×3列でマージしたセルをクリックし、「ヘッダのマージ」と入力します。
コントロールをデータソースに連結すると、デフォルトの設定では、列ヘッダにはデータソースのフィールド名が表示されます。詳細については「列のカスタマイズ」をご覧ください。 |
行セレクタを行ヘッダの何列目に表示するかを設定します。
行セレクタの表示列の設定デザイナのメイン画面を選択し、プロパティウィンドウのアイテムリストから「SpreadGrid」を選択します。
ShowRowSelectorプロパティのチェックボックスをオンにします。
プロパティ | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
ShowRowSelector | オン | 行ヘッダに行セレクタを表示します。 |
[行ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、行ヘッダ自体が選択状態になります。
SelectorIndexプロパティを以下の値に設定します。
プロパティ | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
SelectorIndex | 1 | 行ヘッダの2列目に行セレクタを表示します。 |
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上記の設定後、[プレビュー] タブをクリックすると、冒頭のイメージでコントロールのプレビュー画面が表示されます。