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CSV 形式ファイルの出力

CSV(Comma-Seprated Values:カンマ区切り)形式のテキストファイルを出力するには、コントロールの SaveCsv メソッドを使用します。

SaveCsv メソッドの引数には CsvSaveSettings クラスのインスタンスを設定し CSV 形式ファイルの出力に関する詳細を指定します。たとえば、列の区切り文字を指定してファイルを出力するには、次のサンプルコードのように CsvSaveSettings の ColumnDelimiter プロパティを設定します。

サンプルコード
C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.SaveCsv(@"C:\ProgramData\test.csv", new CsvSaveettings() { ColumnDelimiter="\t"});
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.SaveCsv("C:\ProgramData\test.csv", New CsvSaveSettings() With {.ColumnDelimiter = vbTab})

CsvSaveSettings の主な設定は次のとおりです。

区切り文字

セルの区切り文字は TextDelimiter プロパティ、行の区切り文字は RowDelimiter プロパティ、列の区切り文字は ColumnDelimiter プロパティで設定します。

ヘッダの設定

行ヘッダに表示されるテキストを出力するには IncludeRowHeader プロパティを設定します。列ヘッダに表示されるテキストを出力するには IncludeColumnHeader プロパティを設定します。

出力する内容

出力するセルの内容は CellContent プロパティで設定します。

出力する範囲

既定では、コントロールのすべてのデータを出力します。出力する範囲は Range プロパティで設定します。

非表示行/列の出力

非表示行および列のデータを出力するかどうかは IgnoreHiddenCells プロパティで設定します。

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