GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J > 開発者ガイド > 数式 > 列同士の計算 |
列に数式を設定し、列同士の値を計算できます。次の図では、「単価」列と「数量」列の積を「売上」列に出力しています。ここでは、この例を使用して列に数式を設定する方法について説明します。
列に名前を付けて数式に使用します。列名参照について、詳しくは「列名参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。
サンプルコードC# |
コードのコピー |
---|---|
// 列名の設定 gcSpreadGrid1.Columns[0].Name = "UnitPrice"; gcSpreadGrid1.Columns[1].Name = "Quantity"; // 数式の設定 gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "UnitPrice * Quantity"; |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
' 列名の設定 gcSpreadGrid1.Columns(0).Name = "UnitPrice" gcSpreadGrid1.Columns(1).Name = "Quantity" ' 数式の設定 gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "UnitPrice * Quantity" |
A1形式、およびR1C1形式での指定方法を説明します。
1列目を相対的に参照する場合は「A:A」、絶対的に参照する場合は「$A:$A」の表記を使用します。相対参照および絶対参照について、詳しくは関数リファレンスの「相対参照と絶対参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。
サンプルコードC# |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "A:A * B:B"; |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "A:A * B:B" |
1列目を相対的に参照する場合は「C[-2]」、絶対的に参照する場合「C1」の表記を使用します。相対参照および絶対参照について、詳しくは関数リファレンスの「相対参照と絶対参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。
サンプルコードC# |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "C[-2] * C[-1]"; |
Visual Basic |
コードのコピー |
---|---|
gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "C[-2] * C[-1]" |
列に設定された数式をユーザーが編集することはできません。 |