ガンマ分布関数の値を返します。 この関数を使うと、正規分布に従わないと見られる変数の分析を行うことができます。 ガンマ分布は待ち行列分析などでよく使用されます。
GAMMA.DIST(x, alpha, beta, cumulative)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
x | 分布の評価に使用する値を指定します。 |
alpha | 分布に対するパラメーターを指定します。 |
beta | 分布に対するパラメーターを指定します。 beta= 1 の場合、標準ガンマ分布の値が返されます。 |
cumulative | 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率密度関数の値を返します。 |
また、標準ガンマ確率密度関数は、次の数式で表されます。
各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。
GAMMA.DIST(10.00001131,9,2,FALSE) 結果:0.032639
GAMMA.DIST(10.00001131,9,2,TRUE) 結果:0.068094
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。
GAMMA.INV | CHISQ.DIST.RT | 統計関数