超幾何分布関数の値を返します。 HYPGEOM.DIST 関数では、指定された標本数、母集団の成功数、母集団の大きさから、一定数の標本が成功する確率を計算します。 HYPGEOM.DIST 関数は、一定の母集団を対象とした分析に使います。ただし、それぞれの事象は成功または失敗の 2 つの状態だけで、分析の対象となる標本は母集団から無作為に抽出されるとします。
HYPGEOM.DIST(sample_s, number_sample, population_s, number_pop, cumulative)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
sample_s | 標本内で成功する数を指定します。 |
number_sample | 標本数を指定します。 |
population_s | 母集団内で成功する数を指定します。 |
number_pop | 母集団全体の数を指定します。 |
cumulative | 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率質量関数の値を返します。 |
ここで
x = 標本の成功数
n = 標本数
M = 母集団の成功数
N = 母集団の大きさ
HYPGEOM.DIST 関数では、置き換えなしに一定の母集団から標本が抽出されます。
各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。
HYPGEOM.DIST(1,4,8,20,TRUE) 結果:0.4654
HYPGEOM.DIST(1,4,8,20,FALSE) 結果:0.3633
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。