ポアソン確率の値を返します。 通常、ポアソン分布は一定の時間内に起きる事象の数を予測するために利用されます。たとえば、ポアソン分布を使って、高速道路の料金所を 1 分間に通過する自動車の台数を予測することができます。
POISSON.DIST(x, mean, cumulative)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
x | 生じる事象の数を指定します。 |
mean | 一定の時間内に起きる事象の平均値を指定します。 |
cumulative | 計算結果として返される確率関数値の形式を、論理値で指定します。 関数形式に TRUE を指定した場合、生起するランダムな事象の数が 0 からイベント数の範囲であるような累積ポアソン確率が計算されます。FALSE の場合は、生起する事象の数が正確にイベント数となるようなポアソン確率が計算されます。 |
関数形式 = FALSE の場合
関数形式 = TRUE の場合
各引数に数値、および論理データを受け取り、 数値データを返します。
POISSON.DIST(2,5,TRUE) 結果:0.124652
POISSON.DIST(2,5,FALSE) 結果:0.084224
Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。