GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
PMT
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概要

現在価値、指定の利率、および支払回数に基づき、借入金返済での定期支払額を算出します。

書式

PMT(rate,nper,pval,fval,type)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
rate 期間あたりの利率
nper 合計支払回数
pval 現在価値
fval (オプション)将来価値。最後の支払を行った後に残る現金収支です。省略すると0とみなされます。
type (オプション)支払期日。支払が期末に行われる場合は0、期首に行われる場合は1を指定します。省略すると0とみなされます。

解説

利率と支払回数は、単位を統一する必要があります。 支払が毎月行われる場合は、利率も月単位で計算する必要があります。 たとえば利率が年率 6 % であれば、返済が年払いの場合は rate 引数に 6 %(6/100)または 0.06 を指定しますが、月払いの場合は 6 % を 12 で割った値を指定します。

この関数の結果は支払われた金額を示すため、負数で表されます。

財務計算の方程式については、PV 関数を参照してください。

データ型

全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

PMT(B1,C4,C5,C6,1)

PMT(R1C2,8,16,4)

PMT(6%/12, 15, 5000) 結果:-$346.82

PMT(0.005, 15, 5000, 0, 1) 結果:-$345.10

参照

IPMT | PPMT | PV | 財務関数